鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第191回】 難しく考えない

2011年07月10日 | 住宅コンサルタントとして
「業績が素晴らしい会社さんは、
何か他社がやっていないような素晴らしいことをやっているはずだ・・・」
と大抵の人は思っていると思います。

実は、私自身も個人的にそう思っていました。

しかしながら、ビックリするくらい普通の家で、
ビックリするくらい普通の営業力で、かなりの受注を獲得している会社も
この世の中に存在するのです。

そのことを先日、身を持って体感しました。

その会社を一言で言うと、「分かりやすさ」ということになるのでしょうか・・・。

何がどういう部分に使われていて、全部でいくらなのか?
そういった価格と仕様が明快なのです。

商品で言えば、その部分しかありませんでした。

また、営業マンのレベルというと、私個人的には、正直下の中くらいのレベルでした。

何が言いたいのかよく分かりませんし、そもそも息がタバコ臭い・・・。

基本的に、自分ならこの人から買わないと思える方でした。

たまたまその営業マンがレベルが低いだけなのかもしれませんが、
でも、こういう方が営業をしていても、その会社が地域№1なのです。

それが事実なのです。

特異なことをせずとも、当たり前のことを当たり前に行う。
お客様に親切で分かりやすい対応を行う。

難易度の高いことばかりに目が行きがちですが、
当たり前のことを当たり前に出来ることがまず第一なのでしょう。
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