鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2711回】 魅力的な方から学ばせていただくことで、自分を磨く

2018年06月02日 | 住宅コンサルタントとして
住宅業界において、商品やサービスは、結構簡単に真似が出来てしまいます。

ですから、この部分で他社に圧倒的な差をつけようと思っても、基本、難しい。

ではどこで差をつけるのかと言えば、
一つはブランドイメージで圧倒的に差をつける。

オフィスやモデルハウスのセンス、スタッフから感じられる印象、
接客の品や車、飲み物、ロゴ、名刺、スタッフのファッションなどなど。

そしてもう一つは、スタッフ全員の人間力です。

この人としての部分は、他社は簡単に真似ができないのです。

住宅会社はもちろん、今の時代は全ての業種で
人間力で差をつけていかなければ、お客様に支持してもらえません。

何でもネットで調べられ、購入できる現代。
「あなたから買いたい」と思ってもらうだけの魅力を有することに価値があるのです。


私自身、まだまだ未熟で足りないところだらけですが、
ここに来てますます人間力を高めていかなければならない、と感じています。

そこで最近、意識しているのが、自分が魅力的だと感じる方の
良いところを分析し、それを真似させていただこうということ。

ここ最近、特に学ばせていただきたい、と思っているのが、
とある地方都市にあるワインバーの女性のオーナーさん。

高級なワインは置かない。
安すぎるワインも置かない。

普通の方が手の届く価格で買えるワインを如何に美味しい状態で提供するか?
グラスや状態を整え、そしてワインに合うお料理もセットで出していただける。

全てオーナー自身が味わって、納得したものだけを出すという感じ。

ここのオーナー、年齢は50歳らしいのですが、
凛としていてもちろんお綺麗。

そしてお客様と会話する際の距離感が、抜群にうまいのです。

こちらのプライベートに踏み込み過ぎる訳でもなく、
でも誰にでも通用する、中身の無い話題ではなく、
ちょうど良い距離感を保ちながら、美味しいワインとお料理、そして素敵なトークで
本当に満足できる時間を提供して下さる。

そして訪れた後、必ずメールを下さるのですが、
そのメールの内容に「また来て下さいね」なんて言葉は一切ないのです。

でも、また行きたくなる言葉が溢れていて、
接客のことを学ばせていただくのに本当に最高の先生だなぁ、と感じています。

世の中、上には上があって、こういう素敵な方と知り合えることが、本当にありがたいです。

これもクライアント様の社長がご紹介して下さったおかげなのですが、
そのクライアント様のエリアにいく度に、このワインバーに顔を出させていただいております。

接客の先生、皆さんはお持ちですか?

ワインが好きで接客術、それからお客様との距離感を学びたい、
と感じている方、是非一緒に行きましょう!

本当に勉強になりますよ!

お気軽にお声掛け下さい。
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