鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2714回】 自分がお客様の立場の際の、様々な経験がネタになる

2018年06月05日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、コンサルティングが終了後、美容院に行ってきました。

私の自宅の近くには、技術と価格とサービスのバランスのとれた美容室が無く、
メチャメチャお気に入りの美容室は関東のクライアント様の近くにあるのですが、
これまた日程が取れないこともあって、美容院難民なんです。

で、昨日予約していた美容院。
はじめてのお店でしたが、お店に行くと美容師さんが一人だけ。
アシスタントさんも不在で、寂しい店内で席に案内され、
まずはカットからしていただきました。

カットが終わってカラーのタイミングの直前に、電話が1本なりましたが、
電話の度に手を止めて美容師さんが電話を取る、という感じ。

で、「18:30からなら、予約できます」と言っているのが聞こえました。

私、17:50からカットがスタートし、
18:30にはカラーのための液を髪に塗っていただきました。

そして18:30から先ほど電話があって予約した男性のカットがスタート。

普通、カラーって20分から25分程度待つと思いますが、
私、後から急に電話をかけてきた男性のカットとシャンプーが終わるまで
ずっとカラー液を髪につけたまま待たされました。

で、19:15頃にその男性の会計が済み、私のところに美容師さんが戻ってきました。

45分、放置されました。

私、最近ではかなり気が長くなったと自分で勝手に思っておりましたが、
はるか前からちゃんと予約していた自分よりも、
当日、急に電話してきたお客様の方を優先するその姿勢に、
さすがに怒りを抑えることが出来ず、
ついつい美容師さんにクレームを言ってしまいました。

そのカットだけのお客様のカットの途中で、こちらのカラー剤を流し、
シャンプーをしてくれたら全く問題無かったのですが、
最後まで放置されたことが、納得できなかったのです。

本当に気分が悪かった。

お店の方針として、余分な経費をかけず、
美容師が全て対応することで、美容師さんのお給料の取り分を高める。

素晴らしいことですが、それだったら、お客様がカブッた際の対応をマニュアル化しないと。

先約のお客様よりも後からのお客様を優先する、ということは、
道理としておかしいと個人的に思います。

その美容師さんが、後から急に予約が入ったお客様との会話の中で、

「自分が対応したお客様からいただいた料金の一定の率が自分たちのお給料です」

と言っているのをこれまた私、聞いていたので、
単純に私もこの美容師さんの歩合給のもととしか思われていないんだろうな、と思いました。


自分がお客様の立場の際、受けた良い経験、不快な経験が
実は非常にサービスの勉強になります。

私にとっては、ネタになります。

そういう意味で、昨日はおいしい体験をしました。

先約を優先する、という当たり前のことを守っていきたいと思います。
コメント
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