鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2715回】 専門用語を使ったり、話が長い人

2018年06月06日 | 住宅コンサルタントとして
私、WEB制作、広告制作、建物の設計デザインなど、
外部の専門家の方の力をお借りする際、
基本、クライアント様が依頼したい、という方で進めていただくことがベストだ、
と個人的に思っています。

できれば地元の業者さんに頼むのが良いですし、
クライアント様と相性が合う業者さんの方が良いと思っているからです。

ただ、なかなか地元に良い業者さんがいない、と言われるケースが多く、

「業者さんを紹介して下さい」

と依頼されることも結構あるため、
広告制作、WEB制作、建物の設計デザインを依頼できる、
信頼できるパートナーさんをご紹介することも、もちろんあります。

先日、ある広告制作会社の方とお会いしました。

クライアント様のHPをリニューアルする件での打合せのつもりだったのですが、
かなり話が広がってしまい、途中から話がどこに向かっているのか、
分からなくなるような感じでした。

で、広告戦略のことをいろいろと提案されるのですが、
その際に専門用語、難しい言葉をやたらと使うんですね。


で、私の個人的な見解です。

やたらと専門用語を使ったり、
それから制作実績を自慢げに、しかも非常に長く説明する人で
仕事ができる人を見たことが私、ありません。

広告制作会社やWEB制作会社、それから自称コンサルタントを名乗っている人で、
やたらと専門用語や特殊な言葉を使う人に、仕事ができる人っていないと思います。

ランチェスター戦略。
SWOT分析。
3C、4P、5フォースなどなど、
そんなのはお客様に提案する前に使う手段であって、
それらの専門用語を頻繁に口に出すものではないのです。

どこかのビジネス書や経済誌に載っている内容を伝えるだけ。
話していることは、全て総論であって具体性が無い。
話をしている内容が薄いから、それを補おうとやたら話が長くなる。

仕事が出来ない人の典型的なパターンです。


本当に仕事ができる人は、結論が分かりやすくて、話が短い。
そして専門用語は使わない。
具体的な内容でかつ、根拠もしっかりと示してくれるものです。

ホンモノを見分ける目を持っていたいですね。
コメント
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