鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2724回】 不親切なお店から学んだこと

2018年06月15日 | 住宅コンサルタントとして
日々、全国を移動している中で、
時間的に少し余裕がある時は、夜、お店を予約することもあります。

ただ、ここ最近、ちょっと残念なことがありました。

ネットで調べて予約をさせていただくことが多いのですが、

「予約が可能かどうか、確認をさせていただきたくお電話したのですが・・・」

と私、いつも丁寧に電話をお店にかけさせていただきます。

そんな中で、ある東北地域のお鮨屋さんでは、

「何でウチのお店を知ったの?」
「はーっ(ため息)、ネットですか・・・」
「まあ、予約は可能ですけど・・・」

と相当、嫌そうなリアクション。

そもそも、お客様にため息をつくって、どうなんでしょう?

そのため息、店主の嫌そうな対応に、私、

「すみません、結構です」

と速攻でキャンセル。

まあ、負のオーラが店主の電話対応から出ておりますので、
お店に行かなくて済んで、ラッキーかな、と感じます。


また、同じ東北エリアの別のお鮨屋さんでは、

「どなたの紹介ですか?」
「当店、女性スタッフだけでやってますので、
防犯上、新規のおひとり様はちょっとご遠慮いただいておりまして・・・」

と、男性一人の一見さんは、防犯上、NGなようです。

防犯上、ご遠慮している、とは、こちらのこと、疑っているのでしょうか・・・?

出張だったり、グルメ旅で、男性一人でお店を予約するケースは、
どのお店でも結構あるかと思うのですが・・・。

私、これまで300回以上、お店の予約を事前に取ってきましたが、
このような対応をされたのは、生まれて初めての経験でした。

まあ、世の中、変な男が多いので、気持ちは分からなくもありませんが、
人を疑うことがベースにあるのであれば、ご商売には向いていないでしょうね・・・。


一流と評価されているお店の予約も、過去何度もさせていただいておりますが、
一流のお店は、基本、性善説でお客様に対応されています。

そしてそういうお店に良いお客様は集まるのです。

一方で、お客様を不快にさせる対応を取っている不親切なお店は、
同じような波動を持つお客様を引き寄せているのです。

予約の時の電話対応で、そのお店のレベルが分かります。

一見さんお断り、というスタンスであれば、
可能であれば、ネット等でそれらの情報を明記して下さっていれば、
予約を取ろうとされているお客様も不快な思いをせずに済みます。

今回の東北地方の2つのお寿司屋さんから、
多くのことを学ばせていただきました。

そして不親切なお店が、如何にお客様を不快にさせるのかを
身を持って体感することが出来ました。

親切な企業、親切なお店、親切なビジネスパーソンでいたいものですね。
コメント
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