鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2734回】 圧倒的なインプット量と気づいた量が、話の面白さにつながる

2018年06月25日 | 住宅コンサルタントとして
ビジネスにおいて、コミュニケーション能力は絶対に髙い方が良いでしょう。

コミュニケーション能力が高いとは、どういうことか?

そのポイントは2つあって、
1つは相手が何を言わんとしているのかを正確に理解し、
相手にこちらの考えや要望を分かりやすく伝えられること。

そしてもう1つは、「この人とお話をしたいな」と思っていただける魅力を
身に着けておくことだと個人的に思っています。

話をしていて、「この人、面白いな、もっとお話したいな」と思う方、
それから話に引き込まれてしまう方に共通するポイントは、
とにかく人間として深みがあり、
更に「なるほど!」とこちらが感じてしまうくらい、話そのものに深みがあることです。

直接話をしても、それからそういう方が書かれた著書などにも、
その人の深みはにじみ出ています。

ではそういう方の話はなぜ、深みがあるのか?

個人的に思うのは、とにかく勉強し続けておられ、
インプット量、更にはいろんなことをインプットする中で
それらの情報同士が突然結びつき、いろんなことに気づいた量が
一般的な人とは比較にならないくらい多いからだと思っています。

やはり勉強し続けている人の表情は違います。
そしてそういう人の言葉の重さもやはり違うのです。

あるクライアント様の会長が、毎月、OB様や入居者様、オーナー様、
そして社員さんに対して、自分の考えをまとめたコラムを書かれています。

私、この会長のコラムの大ファンで、毎回、楽しみにしております。

ですが、本当にその圧倒的な情報量、勉強量に
自分の未熟さ、足りなさを痛感させられております。

1を伝えるのに1しか勉強しない人の話は浅くて面白くなく、
1を伝えるのに10の準備をした人の話は面白い。

いつ、お客様と出会えるかどうか分からない。

いつお客様に出会っても有益な情報が伝えられるよう、
日頃からの準備(=圧倒的な勉強)が欠かせないのです。

チャンスを掴む人は、チャンスが来てから準備をしたりしません。

チャンスに出会う、はるか前から準備をしてきた人なのです。

皆さんは、日々の準備ができていますか?
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