日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

白い風景

2011年02月12日 | 地域

            

コクチョウ1羽が鳥インフルエンザの感染で死んでいるのが見つかり、宇部市常盤公園の白鳥湖からハクチョウやコクチョウが消えた。やむを得ないこととはいえ心痛むことになった。

常盤公園には子どもが小さいころ何回か訪れた。サボテン公園に猿の砦、大河ドラマの菊人形展を見てジェットコースターにも乗った。屋外彫刻の造形の素晴らしさも印象に残っている。まじかで眺めたり写真に撮ったハクチョウも強く印象に残っている。

ハクチョウが常盤公園に招かれて50年以上になるという。そこで生まれたハクチョウは各地の湖へ招かれて育ったという。白鳥湖からその姿を消すことを決めた市長の苦衷に満ちた顔が映像に映った。多くの市民の気持ちでもあろう。再び鳥たちが公園に姿を見せることを願う。

気象予報通り市内も雪になった。店先で「すごい雪じゃねー」という会話が聞こえる。10数センチの雪をのせた車に何台も出会った。山あいではかなりの積雪を予測させる。久しぶりの雪らしい雪になった。

雪の積もった畑を見ていたら、白鳥湖の周りに散布された石灰の映像を思い出した。雪はすぐに溶けるが、あの石灰の白さはいつまで続くのだろう。そう思うと目の前の美しい白さが少し疎ましく思えた。

(写真:雪のやんだ後の岩国城) 

コメント (4)
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