このブログ、稚拙な文章の足らざるところを補ってくれることを期待し、1枚は写真を添えている。その写真は「手のひらサイズ」と呼んでいるデジタルカメラで撮ったものが9割、いやそれ以上かもしれない。その慣れ親しんだというか、私の意を汲んだ働きをしてくれたデジカメ君が役目を終えた。というか、引退してもらうことにした。
理由は負傷した個所が拡大し撮ることが難しくなった。その負傷は所有者の不注意から起きた。液晶モニターに長さ1センチほどの2本の白い線状の傷が発端だった。傷の深さも気にするほどではないと素人判断で放置していた。それは今年の春のころだった。管理者が任務を果たしていないことに液晶モニターが反発、2本の線状の色が白から濃い灰色系に変色を始めた。
それに従うかのように同色の小さな線が放射線状に拡がり円になった。それでも撮るには大きな支障を感じないまま使っていた。それでも手当しないことから、電源をONにすると、一瞬だが虹のような帯がモニターに現れ始めた。それは綺麗な輝きだが、写真に影響はなかった。ところが液晶モニターに何カ所も灰色の円形が表れモニターの用を果たしづらくなった。
無ければ済むかもしれないが、出かけるときの相棒、ポケットやセカンドバックに必ず納めている。タバコ好きな人が財布を忘れてもタバコは忘れないと同じかもしれな。TVドラマの相棒も変わるという。真似たわけではないが新しい相棒を求めた。小さな文字の説明書としばらくは睨めこが続く。「しっかり頼む」、新旧並べてみるとそんな引き継ぎをしている。