日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

2カ月ぶりの農園

2017年02月19日 | 生活・ニュース

 月1回の仲間内の農園作業、1月は天気が悪く中止になった。ということで今年初めての農園作業、午前9時の農園の気温は車載温度計で2度、冬の盆地にしてはまずまずの値。しかし、畑はカチカチで打ち下ろしても鍬を受け入れない。草も千切れて道具なしではぬけない。立春は過ぎたが畑の冬らしい装いは融けていない。

 畑に伸びていた山や木々の影が消えると、野菜の葉に陽が射し始め、ついている霜が輝き初める。よく見ると、霜の一つ一つはごくごく小さな水晶片のように見える。それらが繋がりあって全体でみると白く輝く、ちょっと神秘な発見をした。

 畑が温もりはじめ雑草も何とか千切れずに抜け始める。雑草は寒くても伸びているというか育っている。春前の雑草は、芽吹きに向かう準備として根が張っていて抜きにくいと教わった。地面に伸びでた緑の葉とその根はを比べると、春への備えをしていることを確かに感じる。

 白菜もネギも人参も大根も、いずれも凍てつく盆地の天候にさらされながらも良く育っている。凍結する畑土に逆らえず少しねじれたりへこんだり曲がったりした形も思いようでは自然体で人工的な美でない面白さがる。春の植えつけ準備をして作業を終える。日ごろ動かさない筋肉の運動、動けば汗ばむいい日差しの一日となった。
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