日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ヒヤリ

2017年02月14日 | 社会 政治
  
 見通しの良い片側1車線の道路、進行方向左側の歩道から高齢の女性が、荷物をのせた車を押しながら横断を始めた。横断歩道ではないが停車し横断を待った。止まった私の方をちらっとみてゆっくりゆっくり歩む姿は、それが精一杯の歩みだとは見ていて分る。中央線までもう少しというときのことだった。対向車線をこちらへ向かってくる車の存在は気づいてが、減速もなく通過した。若い女性ダライバーだった。

 横断者の歩き方がもう少し早かったら人身事故となったことは間違いない。通過したドライバーが横断者に気づかなかったとしたらよく言われる「前方不注意」だろう。不注意とはこうゆうことか、と改めて認識したヒヤリだった。

 信号のない横断歩道で、歩行者が待っているのに一時停止しない車の割合をJAFが調べた結果として「JAFメイト」最新号に載っている。実に92.4%の車が一時停止しなかったという。結果に対し「町を行くすべての車が思いやりいっぱいだったら、もっと素敵な交通社会が成り立つはず」とある。その通りだと思う。

 3月12日から、新しい改正道路交通法がスタートする。改正点の一つに「高齢運転者対策の推進」がある。更新時以外でも「一定の違反」をすると臨時の認知機能検査を受け、結果によっては実車指導による安全運転教育を行けることになる。「一定の違反」とは信号無視、通行禁止違反(通行禁止の道路を通行)、通行区分違反(逆走、歩道走行)、指定通行区分違反、合図不履行、交差点優先車妨害、徐行場所違反など18項目もある。これらは、わが身を守ることでもあるが他者を守ることに繋がる。どの様な事があろうとも心してハンドルを握ろう。
コメント
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