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留守の間に袋に入った黄金色の八朔10数個が置いてあり「ジャムでも作ってください」のメモが添えてある。もう何年も定期便のようにいただいている。頂くとジャムにしている。我が家のジャム作りは何れも届けていただくブルーベリーと八朔、それにシーズン時期のリンゴの3種類で朝食の食卓にのる。
作り方はネットに載っているレシピ、何枚か印刷した中の1枚が我が家のジャム味になっている。以前は家内一人の作業だったが、いろいろあって八朔とリンゴは手伝うことになった。八朔は皮を薄く削り、それを小さく刻む。実は袋ごとに開き種を除き果肉を取り出す。この作業は結構な手間がかかるけれど、これを丁寧におこなうとうま味が増すとレシピにある。
砂糖を加え煮詰めるがこれは根気がいる。強火も弱火も好ましくないので鍋の状況を見ながらの火加減、レシピに突沸に注意とあり慎重に鍋の中を混ぜる。段々と粘っこくなり家内からOKが出て甘さ控えめのジャム完成となる。食パンにバターなど一切使わずに味わっているが、自家製のジャムはパンに塗っていただく。
ジャムとは「果物に砂糖を加えて煮詰めた保存食品」とある。八朔ジャムを作ってみてその簡単な説明にもう少し味付けした説明は出来ないのかと手間暇から思うが、簡単だから普及する保存食なのかもしれないと古の人の知恵を思う。しばらくは我が家の味にお付き合いをする。