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予報通り大雪になっている日本海側、地域的には山陽北部から山陰側へかけての雪情報に驚く。昼のニュースで100㌢を超えた積雪の広島県北部の町がある。結婚してこの町へ嫁いだ知人が「聞いてはいたが瀬戸内では想像もつかない」と雪も含めて冬の生活の厳しさを話してくれたことを、前が見えないくらい降る雪の映像を見ながら思い出す。
お昼前から降ったり止んだりの雪。趣味が写真の人から「雪はいつ止むかもしれないから降り始めたらとにかく撮れ」と教わっている。教えは守っているが雪の写真にはならない住宅地。撮った写真をパソコン画面で眺めながら幼稚園唱歌、瀧廉太郎作曲、東くめ作詞という風景に出会えないかと思う。出歩かなければ出合えないと分ってはいる。
雪やこんこん あられやこんこん 雪やこんこん あられやこんこん
降っては降っては ずんずん積もる 降っても降っても まだ降りやまぬ
山も野原も わたぼうしかぶり 犬は喜び 庭かけまわり
枯木残らず 花が咲く 猫はこたつで丸くなる
「雪やこんこん」は「雪よ、もっと降れもっと降れ」とう意味だという。幼稚園唱歌だからなるほどとうなずける。撮影を待っている人は「雪やこんこん」の気持だろうが、どうか天の恵みがありますように。