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長い間、誰も苦情をなく使っている現行の健康保険証を廃止する12月2日まで3カ月を切った。「マイナー保険証に対応できないので閉院する」という町の医院があり困っている、という声を読んだ。政府は普及に努めたというが、利用者は10%程度、これでは何をどのよう努めたのか、そのために税金はどのくらい使ったのか説明して欲しいものだ。
これも普及策のひとつだろうか。町の医院にこんな掲示がされている。「とっても簡単 マイナンバーカード」とのタイトルで、カードによる保険証での受付方法が4コマで描かれている。その通りだが、厚労省では職員の利用状況を調査されているそうだが、さすが厚労省という値ではなかったと思う。国会議員皆さんの利用状況はどんなのだろう。
自民党総裁選が間もなく始まる。現行健康保険証の廃止を巡って、予定通りと強引な候補と、見直しを含め検討するという候補、どちらも閣僚、閣内不一致のようにも思えるが、投票権は国会議員とその党員、大方の国民に選択権はない。党員と言ってもその票数は大幅に制限されている。さて強硬か見直しか、どうなるだろう。
今日は語呂合わせで「救急の日」、多くの方が受付を済まされたことだろう。先の掲示は「厚生労働省・日本医師会・日本歯科医師会・日本薬剤師会」の連名になっている。直接患者と接する医師の声が少ない。単なる効率化のためだけの制度改定では利用少なく長続きしないだろう。世の中IT人間ばかりではない。
(今日の575) 落としたら怖さ生み出すカード界