日々のことを徒然に

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うらめしや雨

2021年06月13日 | 生活・ニュース

 毎月第2日曜日は共同農園の定例作業日。先月はコロナ感染状況から作業を見送った。梅雨入りすると雨の状況が気になるところだが、昨夕、予定通り農園集合のラインが入る。今日の日の出は4時59分、ちょうどその時間、降るか降らないか気になりながら朝刊を取りに出る。新聞は雨よけポリ袋に入っていたが、降ってはいない。でも、湿度は高く、肌にべっとりつく感じ。

 13時から降り始める、そんなネット予報を信じて出かける。農園では空を見上げながら「降らなくてよかった」と言いながら作業を始める。今日は収穫、ジャガイモ、タマネギ、ダイコンなど、雨上がりで水分をたっぷり含んだ畑から掘ったり抜いたりする。収穫のそれぞれに畑土が名残惜しそうについてくる。

 途中で小雨。「10分ほどで降りやむ」とはスマホの雨雲で予測、その通り降りやむ。再開後しばらくして今度は強めの雨足に、スマホの雨雲も先ほどより少し範囲が広い、ということで急いで片づける。サツマイモの苗植えは見送りになった。そして、作業後の楽しみな昼食懇談も、雨の中ではということで中止になる。日の出ころの予報は外れ、いつもより早く作業終了となった。

 作業は早め切り上げになったが、収穫物は各自が欲しいだけ袋に入れて持ち帰る。これも作業の楽しみの一つだ。農園を遠ざかるにつれ雨足は弱まり、万葉集にも詠まれている欽明路峠を越え旧市内に入るとすっかり雨は上がった。もうしばらく遅く降りだしてくれたなら、そんな思いが叶わないところに世のおもしろさがある、と昔から言われる。
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