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ワクチン接種の目的

2021年06月14日 | 社会 政治


 新型コロナウイルスの感染予防には「ワクチンの接種」と総理の国会答弁。一日100万回接種が当面の接種目標とされ、それこそ、目標達成のために思いつくあれやこれやの方策が講じられている。接種が進み感染が抑制され、通常の生活に戻れることに異論はない。人流が感染拡大の源といわれるが、無視する人も多い。この因果関係はどう断ち切るのだろう。

 ネットではワクチン不要論も含め多くの意見が交錯している。今回のワクチンも接種希望者となっており、検討段階では希望者は対象の7から8割くらいの予測が流れていたが、どのくらいの接種率になるのだろう。

 首相官邸のHPには、新型コロナワクチン接種の目的等について「新型コロナウイルス感染症の発症を予防し、死亡者や重症者の発生をできる限り減らし、結果として新型コロナウイルス感染症のまん延の防止を図る」と掲載されている。ここにきて接種は「五輪、パラリンピック」のためという感を強く受ける。有観客の祭典とするためにはこれしかない、のかもしれない。

 高齢の知人と顔を合わせると挨拶が「接種は済んだか、まだか」で始まる。周囲の人は2回済んだ人も多いが、1回目はみんな済んででいる。「罹らない、人に移さない」が接種の理由で、オリパラをあげる人はいない。地方の街だからともいえるが、2種目のホストタウンとなっているが関心は薄いようだ。G7で説明し参加国からのオリパラ開催の全面的支持を得たと総理の記者会見。6カ国首脳を納得させた説明とはどんな内容だろう。全文をぜひ知りたい。
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