エッセイ同好会恒例の忘年会、数えて6回目。メンバー全員が参加した。喫煙者不在、それほどの健啖家も酒豪も少なく会はいたって健康的。ただ話の盛り上がりはどこの忘年会にも勝るとも劣ることはない。月例会と違い話は広がる。
宴が進むと表彰式がはじまる。忘年会では、会代表Oさんから、メンバーの一人ひとりへ今年の活躍にふさわしい表彰状とその内容に見合った副賞がもらえる。これが大きな楽しみのひとつになっている。どんな表彰文で意味深な副賞は?と気を揉む。
読みあげられる表彰状を聞くと、短い文章の中にこの一点というつぼを抑えられた言葉が出てくる。さすが、と感心が続く。副賞はその場で披露する。笑いを誘うもの、欲しいと声のかかるもの、いい品だと羨ましくなるもの、総額にするとかなりの出費だろう、年金生活者の癖がちょっと出る。
貰った表彰状。「投稿よく頑張りました。はがき随筆の月間賞の受賞は継続した力の証明です」そんな嬉しい内容。副賞は「草津の湯」の入浴剤。それには「今年一年の疲れを草津の湯で癒してください。おつかれ様でした」と直筆の添え書きがついている。自身は訳あってアルコール抜きの宴だったが、新しい年への思いを感じるひと夜だった。
(写真:左から添え書き、表彰状、草津の湯)
今年は同好会でも私生活でも振り返ることが多くありました。来る年がよくなることを願っています。
今年1年、お世話になりました。
来年こそ、もっといい年になるよう、お互いまた頑張りましょう。