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ニュースが「熱中症に気をつけよう」で始まる。午前中から真夏日が続出、国内には涼しい場所がないほど強烈な陽射しを浴びている。熱中症を心配して中止された夏休みの行事もある。楽しみにしていた子どもらには気の毒だが、賢明な主催者の判断だったと思う。日を改めて開催できると子どもらも喜ぶだろうが、無理はいえない。
暑さしのぎ、エアコンに詰めたい飲み物、プールに海水浴など文明を使った耐暑方法になってる。そんな中で団扇は今も使っている。扇子は扇で団扇は団の違いはどこにあるのか、こんなことを考えていると益々暑くなる。文明を使わない納涼、昔の人は怪談物をこのんだ。そんな怪談の一つといえば四谷怪談は有名だ。東海道四谷怪談が中村座で初上演されたのが189年前の1825(文政8)年の今日だという。三代目菊五郎がお岩を、七代目市川団十郎が民谷伊右衛門を演じた、とある。
先日、姪が子どもらが集うのでとおやつを買っている。見ると妖怪の描かれた包装袋がいくつもある。聞けば、「今、子どもの世界ではちょっとした妖怪ブーム。おじちゃん、おやつお買うのも大変なんよ」と教えてくれた。怪談は化け物についての話。妖怪・幽霊・鬼・狐や狸などについての怖くもあり信じられない不思議な話。「早く寝ないとお化けが出るぞ」、妖怪を楽しむ子らはこんな話で早寝する子どもらはいないだろう。
長さは数十メートル、直径は数メートルの巨大な物体。それは円筒型のタワーを横にしたようなで鮮やかな緑色をしている。どこに何をしに進もうとしているのだろう。こちらの岸でサルトリイバラの弦が揺れながら見送る。不思議な光景だった。「世相が不安定なほど、神秘的なものが流行する」という。子どもらの世界の穏やかなことを願う。
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