人を含むすべての生き物がこの夏は猛暑に耐えさせられた。我が家もエアコンを今夏ほど働かせたことはない。地球の異常気象が指摘されたてどのくらい経ったのだろう。世界の平均気温は徐々に上昇しており、世界の海面上昇も抑えられていない。しかし、かつてほど温暖化抑制の記事が目につかない。
そんな猛暑、この花にとっては極暑を切り抜けられたのは心優しい人のお陰かもしれない。先日、迎えである駐車場に車を止めた。そこのアスファルトと境界のブロックにいわゆるド根性の真っ白い花が1本咲いている。花は日日草。見ると花より高く濡れていいて根元から流れた跡がある。犬のにおい付けにしては高すぎる。
そう思いながら周りを見ると、少し離れた所に花壇があり、そこに同じ白の日日草が列をなして咲いている。そうか、花壇に散水の折にド根性日日草も頭から水を貰っていたのか、周りが優しい人らで良かった。だがどうしてド根性になったのか、その深い訳は知らないがガンバレとエール。
迎えの人を待っているあいだ、車載のTVに気象情報が映る。予報士は暑さ暑さを繰り返すが、なぜ暑いのか、その原因などには一言の説明もない。ふと、温暖化防止を説くのは項目羅列だけの政治家よりも、気象に知識のある予報士の方が適任ではないか、優しい地球環境を作り、安定した気象を生みだす、予報士にピッタリの任務だとひとり思う。明日は二百十日、台風も去り秋らしくなるのを期待する。
(今日の575) 水もらうお陰で今日も凛と咲き
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