公演3日目、4ステージ終了。
おかげさまで好評で公演が続いています。
明日、明後日は、Low Price Day。
どなた様も2500円でご覧いただけます。
ここまで公演してきて、
いろいろ鑑賞後のお客さんから感想をお聞きしています。
中でも、
朝鮮人チームのエネルギッシュで、時にセンシティブなムーブメントが、
芝居を支えているという感想を多く聞いています。
その中で、
朝鮮人のそれぞれの役であり、
そして、
主役の一人のジョンファでもある、
チーム挑戦ガールズ。
神成美忍
実はこれ、
矢内原さんの振付を必死にやっている、の図です。
天利早智
洪美玉
朝鮮人たちの国へ帰れるという喜びなど、
チーム朝鮮で表現する部分と、
ガールズのみで、
ジョンファの内面を表現する部分とがある。
とくに後者については、
するりと舞台上に4人が現れてくるような感じで、
4人が一人であり、
そして、それぞれである。
他のキャストに比べて、
割と笑顔のシーンがあるんだなぁ、と。
なにしろ、ようやく祖国挑戦に帰れるとわかり、
解放感の漂うシーンがあるからだ。
これが、ラストとの大きなギャップを生むのだが…。
美忍は、
普段は、割とほのぼのとした姿が良く目につくのだが、
仕事をしているときは、
頑固さがにじみ出る。
芝居をしている時だけでなく、
学校公演の先乗りの仕事をしている時もそうだ。
その持久力のある頑固さで、
厳しい稽古を乗り越えていた。
さちは、これまで、いくつかの再演の作品は経験済みだが、
たぶん新作公演に出演するのは初めて。
そうは思えないほど、居心地よさそうにいるのは、
持ち前のポジティブな姿勢のおかげだろう。
そんな彼女は、福島出身。
3.11には、ブレヒトの芝居小屋で、
研究生だった彼女たちの公演前日だった。
あの日から彼女にとっての“荷”は、一つ増えた。
この芝居と、確実に通底している。
美玉は、この企画に、
かなり早くから乗ってくれた。
彼女もまた、この作品と、
自分自身の生き方が通底していること強く感じていたのだろう。
貪欲に坂手さんからいろんなものを吸収してやろうと、
最も野心的だった彼女。
舞台から目が離せない魅力を放っている。
1時間32分という上演時間を、
彼女たちは駆け巡っている。
ブレヒトの芝居小屋のあらゆる所から、
彼女たちの声が聞こえてくるかもしれません。
それは、
青森・大湊から、
京都・舞鶴から、
韓国・プサンから吹いてくる風に乗って聞こえる声のように思うのです。
タイトルにした、「カジャ」は、
行く、という意味。
goですね。
ようやく祖国得帰る彼らが、
芝居の中で、
何度も、何度も、その声を叫んでいます。
「オンダ」が来る、
「カジャ」が行く、
ということですね~。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第2回日韓演劇フェスティバル参加
東京演劇アンサンブル公演
荷
鄭福根=作
石川樹里=訳
坂手洋二=演出
2月24日(金)19時
2月25日(土)14時/19時※
2月26日(日)14時
2月27日(月)19時★
2月28日(火)19時★
2月29日(水)14時/20時
3月 1日(木)19時※
3月 2日(金)19時※
3月 3日(土)14時
3月 4日(日)14時
※アフタートーク
2月25日(土)19時公演の後
作家・鄭福根(チョン・ボックン)×演出・坂手洋二
3月1日(木)19時公演の後
俳優・伊藤克×俳優・禹美花(ウ・ミファ)
3月2日(金)19時公演の後
俳優・原口久美子×俳優・鄭勝吉(チョン・スンギル)
入場料金
当日=4,500円
前売 一般=3,800円 学生=3,000円
★=Low Price Day=2,500円
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅徒歩7分)
◆スタッフ
音楽 大友良英
美術 加藤ちか
衣裳 緒方規矩子/西原梨恵
照明 竹林功
音響 島猛
振付 矢内原美邦
演出助手 赤澤ムック/志賀澤子
宣伝美術 沢野ひとし
レイアウト 奥秋圭
舞台監督 松下重人
制作 太田昭
◆キャスト
金潤植 チョン・スンギル
小野芳子 原口久美子
斉藤亮二 伊藤克
老婆 ウ・ミファ
李貞和 桑原睦
朴昌秀 大多和民樹
金仁植 本多弘典
李泳浩 尾崎太郎
崔満沫 松本暁太郎
趙 神成美忍
黄 天利早智
明玉 洪美玉
鈴木忠義 坂本勇樹
金田三郎 三木元太
森賢太郎 熊谷宏平
PC http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/chimu/chimu.html
携帯 http://www.tee.co.jp/tee-mobile-new.htm
おかげさまで好評で公演が続いています。
明日、明後日は、Low Price Day。
どなた様も2500円でご覧いただけます。
ここまで公演してきて、
いろいろ鑑賞後のお客さんから感想をお聞きしています。
中でも、
朝鮮人チームのエネルギッシュで、時にセンシティブなムーブメントが、
芝居を支えているという感想を多く聞いています。
その中で、
朝鮮人のそれぞれの役であり、
そして、
主役の一人のジョンファでもある、
チーム挑戦ガールズ。
神成美忍
実はこれ、
矢内原さんの振付を必死にやっている、の図です。
天利早智
洪美玉
朝鮮人たちの国へ帰れるという喜びなど、
チーム朝鮮で表現する部分と、
ガールズのみで、
ジョンファの内面を表現する部分とがある。
とくに後者については、
するりと舞台上に4人が現れてくるような感じで、
4人が一人であり、
そして、それぞれである。
他のキャストに比べて、
割と笑顔のシーンがあるんだなぁ、と。
なにしろ、ようやく祖国挑戦に帰れるとわかり、
解放感の漂うシーンがあるからだ。
これが、ラストとの大きなギャップを生むのだが…。
美忍は、
普段は、割とほのぼのとした姿が良く目につくのだが、
仕事をしているときは、
頑固さがにじみ出る。
芝居をしている時だけでなく、
学校公演の先乗りの仕事をしている時もそうだ。
その持久力のある頑固さで、
厳しい稽古を乗り越えていた。
さちは、これまで、いくつかの再演の作品は経験済みだが、
たぶん新作公演に出演するのは初めて。
そうは思えないほど、居心地よさそうにいるのは、
持ち前のポジティブな姿勢のおかげだろう。
そんな彼女は、福島出身。
3.11には、ブレヒトの芝居小屋で、
研究生だった彼女たちの公演前日だった。
あの日から彼女にとっての“荷”は、一つ増えた。
この芝居と、確実に通底している。
美玉は、この企画に、
かなり早くから乗ってくれた。
彼女もまた、この作品と、
自分自身の生き方が通底していること強く感じていたのだろう。
貪欲に坂手さんからいろんなものを吸収してやろうと、
最も野心的だった彼女。
舞台から目が離せない魅力を放っている。
1時間32分という上演時間を、
彼女たちは駆け巡っている。
ブレヒトの芝居小屋のあらゆる所から、
彼女たちの声が聞こえてくるかもしれません。
それは、
青森・大湊から、
京都・舞鶴から、
韓国・プサンから吹いてくる風に乗って聞こえる声のように思うのです。
タイトルにした、「カジャ」は、
行く、という意味。
goですね。
ようやく祖国得帰る彼らが、
芝居の中で、
何度も、何度も、その声を叫んでいます。
「オンダ」が来る、
「カジャ」が行く、
ということですね~。
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第2回日韓演劇フェスティバル参加
東京演劇アンサンブル公演
荷
鄭福根=作
石川樹里=訳
坂手洋二=演出
2月24日(金)19時
2月25日(土)14時/19時※
2月26日(日)14時
2月27日(月)19時★
2月28日(火)19時★
2月29日(水)14時/20時
3月 1日(木)19時※
3月 2日(金)19時※
3月 3日(土)14時
3月 4日(日)14時
※アフタートーク
2月25日(土)19時公演の後
作家・鄭福根(チョン・ボックン)×演出・坂手洋二
3月1日(木)19時公演の後
俳優・伊藤克×俳優・禹美花(ウ・ミファ)
3月2日(金)19時公演の後
俳優・原口久美子×俳優・鄭勝吉(チョン・スンギル)
入場料金
当日=4,500円
前売 一般=3,800円 学生=3,000円
★=Low Price Day=2,500円
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅徒歩7分)
◆スタッフ
音楽 大友良英
美術 加藤ちか
衣裳 緒方規矩子/西原梨恵
照明 竹林功
音響 島猛
振付 矢内原美邦
演出助手 赤澤ムック/志賀澤子
宣伝美術 沢野ひとし
レイアウト 奥秋圭
舞台監督 松下重人
制作 太田昭
◆キャスト
金潤植 チョン・スンギル
小野芳子 原口久美子
斉藤亮二 伊藤克
老婆 ウ・ミファ
李貞和 桑原睦
朴昌秀 大多和民樹
金仁植 本多弘典
李泳浩 尾崎太郎
崔満沫 松本暁太郎
趙 神成美忍
黄 天利早智
明玉 洪美玉
鈴木忠義 坂本勇樹
金田三郎 三木元太
森賢太郎 熊谷宏平
PC http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/chimu/chimu.html
携帯 http://www.tee.co.jp/tee-mobile-new.htm