a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

第7回 戯曲を読む会のご案内

2018-12-28 11:01:00 | 芝居小屋企画

第7回 戯曲を読む会

新企画として、6月から月一回を目処に、「戯曲を読む会」を開催しています。

東京演劇アンサンブルの若手の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。

ワークショップという形式ではないので、どなたでも気軽に参加出来ます。

第7回は篠原久美子さんの「空の村号」を読みます。

12月中旬にブレヒトの芝居小屋でリーディング公演があったばかりの作品です。
劇団としては、2012年以降、洪美玉が出演していたのでご存知の方も多いかと思います。


戯曲に興味がある方、作品について話し合ってみたい方等、お気軽にご参加下さい!

日時 1月26日(土) 18時30分~21時30分
場所 ブレヒトの芝居小屋
参加費 500円(会場費等)

参加希望の方は2日前までに03-3920-5232、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。


第6回の作品はアーサー・ミラー作「みんなわが子」でした。

東京演劇アンサンブルの前進の劇団である劇団三期会の立ち上げの作品ということもあり、戦争における個人の責任についてなど、色々と話しました。

この日もプロダクションに所属している俳優の方や、劇団の古くからのファンの方などが来てくださいました。


チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!
今回のためにまた新しくバージョンアップして新しいものを作ってもらいました!
そちらもご覧ください!!

東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp


篠原久美子 (しのはら くみこ)
1960年生まれ。茨城県出身。横浜市在住。劇団劇作家代表。昭和音楽大学非常勤講師(台本シナリオ演習)。公務員、舞台照明家を経て劇作家に。1999年『マクベスの妻と呼ばれた女』で日本劇作家協会優秀新人作品に選出、2000年『ケプラー・あこがれの星海航路』で文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作。2005年、『ヒトノカケラ』で鶴屋南北戯曲賞ノミネート。2013年、震災後の演劇を考える児童・青少年演劇劇団協同組合合同公演『空の村号』で斎田喬戯曲賞。劇作のほか演劇教育にも携わり、2010年、実践記録『子どもたちと一緒に脚本を作る』で、第51回 演劇教育賞・特別賞受賞。

京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった。