原理主義的行動が過ぎるかとも思いますが:
Garowe Online Al-Shabaab bans WFP food distribution in southern Somalia Nov 2, 2009 - 8:58:08 AM
アルシャバブは国連食糧計画の南部ソマリアでの食料配布の人道援助を禁じる―その食糧には米国国旗が付せられているのである。同グループ最高指導者の一人Sheikh Mukhtar Robow Ali Abu Mansurは,国連食糧計画が米国国旗をつけた食料を,当該地域収穫期に供給(配布)するとは,当地の農家と業者を害するものだと非難する。
「国連食糧計画は収穫期に当地で援助食糧を配布するのを常とした。我々は彼らに,その件について警告する。また,我々の地域で米国国旗をつけた食料を配布することはまかりならぬ」,彼は非難する。
また援助食糧に頼る地域住民に,不信心者の援助に頼るのをやめよと促す。WFPは南部ソマリアでなおも活動を許されているいくつかの援助団体のひとつ。
また他方,アルシャバブは,イスラエルの攻撃からパレスチナ人民を護り,解放せんと誓う。「我々はムスリムたるパレスチナ人をイスラエルに虐待させるままとするのを許しはしない,また聖なるアルアクサモスクを破壊することをも,だ。我々はそれを防衛する」と金曜,Abu MansurはBaidoaの集会で語る。
彼は,彼のグループは誰であれ米国と協力する者を攻撃するであろうとし,また米国政府にソマリアに干渉するのをやめよという。数百人からの反イスラエルデモがアルシャバブ治下のBay, Bakool, 下Jubba,中・下Shabelleやモガディシュの一角で行われた。
さらに首都では,アルシャバブはAbdifatah Aweys Abu-Hamsaなる人物に指揮される特別軍事部隊Quds旅団を創設すると語ったとのこと―アルアクサモスクを防衛し,解放することを任務とするという。
何を言っているのかと思ったら,最近,アルアクサモスク周辺で騒ぎがあったのですね:
MSN産経 エルサレムの聖地緊張 パレスチナ人とイスラエル警察が衝突 2009.10.26 01:31
AFPBB イスラエル警察とパレスチナ人、アルアクサ・モスクで衝突 2009年10月25日 23:48
…いや,聖地に籠るの,やめようよ…。イラクでも,『まさか同じムスリムだ,このモスクを破壊してまで自分たちを制圧することはしまい』と籠ってたモスクに直撃弾が行き,慌てて投降したってことがあったはず。イスラエル軍相手に,モスクに立てこもるのは― 一定の効果は,そりゃあろうけどさあ…。それ,みんなの(同胞の)心のふるさとを敵に対する盾として,道具として使い倒すってことじゃないか…。
閑話休題。
収穫期にタダの食糧が流通しては,一般労働者・流通業者の意欲減退につながるとはよい指摘かと思われます。一緒に並べる理由が『だって米国の!不信心者の!国旗がついてるんだぞ!』では,前出の尤もそうな理由もかすみますが。
また,はたしてソマリアの農民の挙げた収穫でソマリアの民衆を食わすことができるかという点も,疑問として挙げておいてよいでしょう。素の状態であちこち旱魃に見舞われてて,ソマリランドですら水不足が理由で暴動がおこったほどですが,そんなに余裕のある水利状況だったのでしょうかソマリア。
いや,逆に考えるんだ。米帝の食料をいま自分たちが消費すること,これは米帝の勢力を減じることになるのだ。国連の予算がどこから来てるかを考えるんだ―
って論理は,『アルスラーン戦記』で見たから,ってことは中国の歴史書に元ネタがあるんだろうな。
Garowe Online Al-Shabaab bans WFP food distribution in southern Somalia Nov 2, 2009 - 8:58:08 AM
アルシャバブは国連食糧計画の南部ソマリアでの食料配布の人道援助を禁じる―その食糧には米国国旗が付せられているのである。同グループ最高指導者の一人Sheikh Mukhtar Robow Ali Abu Mansurは,国連食糧計画が米国国旗をつけた食料を,当該地域収穫期に供給(配布)するとは,当地の農家と業者を害するものだと非難する。
「国連食糧計画は収穫期に当地で援助食糧を配布するのを常とした。我々は彼らに,その件について警告する。また,我々の地域で米国国旗をつけた食料を配布することはまかりならぬ」,彼は非難する。
また援助食糧に頼る地域住民に,不信心者の援助に頼るのをやめよと促す。WFPは南部ソマリアでなおも活動を許されているいくつかの援助団体のひとつ。
また他方,アルシャバブは,イスラエルの攻撃からパレスチナ人民を護り,解放せんと誓う。「我々はムスリムたるパレスチナ人をイスラエルに虐待させるままとするのを許しはしない,また聖なるアルアクサモスクを破壊することをも,だ。我々はそれを防衛する」と金曜,Abu MansurはBaidoaの集会で語る。
彼は,彼のグループは誰であれ米国と協力する者を攻撃するであろうとし,また米国政府にソマリアに干渉するのをやめよという。数百人からの反イスラエルデモがアルシャバブ治下のBay, Bakool, 下Jubba,中・下Shabelleやモガディシュの一角で行われた。
さらに首都では,アルシャバブはAbdifatah Aweys Abu-Hamsaなる人物に指揮される特別軍事部隊Quds旅団を創設すると語ったとのこと―アルアクサモスクを防衛し,解放することを任務とするという。
何を言っているのかと思ったら,最近,アルアクサモスク周辺で騒ぎがあったのですね:
MSN産経 エルサレムの聖地緊張 パレスチナ人とイスラエル警察が衝突 2009.10.26 01:31
AFPBB イスラエル警察とパレスチナ人、アルアクサ・モスクで衝突 2009年10月25日 23:48
…いや,聖地に籠るの,やめようよ…。イラクでも,『まさか同じムスリムだ,このモスクを破壊してまで自分たちを制圧することはしまい』と籠ってたモスクに直撃弾が行き,慌てて投降したってことがあったはず。イスラエル軍相手に,モスクに立てこもるのは― 一定の効果は,そりゃあろうけどさあ…。それ,みんなの(同胞の)心のふるさとを敵に対する盾として,道具として使い倒すってことじゃないか…。
閑話休題。
収穫期にタダの食糧が流通しては,一般労働者・流通業者の意欲減退につながるとはよい指摘かと思われます。一緒に並べる理由が『だって米国の!不信心者の!国旗がついてるんだぞ!』では,前出の尤もそうな理由もかすみますが。
また,はたしてソマリアの農民の挙げた収穫でソマリアの民衆を食わすことができるかという点も,疑問として挙げておいてよいでしょう。素の状態であちこち旱魃に見舞われてて,ソマリランドですら水不足が理由で暴動がおこったほどですが,そんなに余裕のある水利状況だったのでしょうかソマリア。
いや,逆に考えるんだ。米帝の食料をいま自分たちが消費すること,これは米帝の勢力を減じることになるのだ。国連の予算がどこから来てるかを考えるんだ―
って論理は,『アルスラーン戦記』で見たから,ってことは中国の歴史書に元ネタがあるんだろうな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます