空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

なんというかうちの地元のおっちゃんたちを思い出してしまっていたたまれないが

2011-12-26 10:26:52 | Weblog
毎日新聞 東日本大震災:67歳、仮設住宅で孤独死…9カ月の朝 2011年12月25日 21時24分(最終更新 12月26日 0時53分)


福島県双葉町の男性(67)が、白河市の仮設住宅で亡くなった。独り暮らしで、冷え込んだ朝に風呂場で心臓発作を起こしたとみられる

 仮設住宅で温度管理が厳しいという不利な条件はあるものの,こんな季節にはそれなりにある悲劇である。

双葉町で生まれ育った男性は、左官業や農業で生計を立ててきた。3月11日、津波に流され一命を取り留めたが、一緒にいた妻は泥水を大量に飲んで亡くなった。4月上旬からリステルで避難生活を始めた。家族、自宅、故郷を一度に失い、初めは言葉少なだった。そのうち男性が中学にほとんど通えず字を書くのが苦手だと知った人たちが、災害弔慰金の申請などを手助けするようになった

 よくある田舎のおっちゃんの姿で,なんというかうちの地元のおっちゃんたちを思い出してしまっていたたまれないが。
 私の教育者としてのチェックポイントは「そのうち男性が中学にほとんど通えず字を書くのが苦手だと知った人たちが」。55年前の日本は,そういう時代だったのだと。

 …いや今でも(ある意味方向性は違っても)そういう向きはあるが。地元の某人の長女は,なんか下の子たちの世話をさせられて中学にろくろく行けてなかっただの,高校には入れてもらえなさそうだの,子供手当が来るタイミングで『お父さんお母さんと一緒に暮らそうよ!』とか言われたが,おばあちゃんと一緒がいい!といって行かなかっただの。なお兄弟は4人。父は計3人。いや同時には一人だけだと思うが。

 タグ【教育】【歴史】

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クリスマス粉砕テロ in Nigeria | トップ | どうやったらできるんですか »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事