空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

みたきじめもとにっき

2010-03-05 23:13:37 | Weblog
 来シーズンの主たる発表はたいへん私らしいものになる予定(喜)。但し,仕事場の要請に応えるものではなさそう(泣)。

この記事:MSN産経 「氷上のF1」資金不足との戦い ボブスレー 2009.12.25 07:57
について,教祖曰く「やっぱり自腹切り状態の選手もいるだろうなぁ…… 2010/02/22」。
 まあその,ある種の業界人である(あった)からには先刻承知の通りかと思われるが,大抵の特殊専門職/技能分野では大抵金がなく,大抵自腹であろうかと。改めて言うまでもなく。

 私も流石に仕事場据え付けのモノ(大物)は私費では出さんが(机とかイスとか本棚とかな),諸種研究資材・出張旅費・通信費等々は公費じゃ間に合わないんでしばしば私費で出すが。

 あと上掲産経記事中「だが11月に行われた政府の事業仕分けで、仕分け人から「ボブスレーなどマイナーな冬季競技を支援する必要はあるのか」と名指しで指摘されたほど、国内ではマイナー感が漂う」だそーだが,

 …マイナーかどうかは判断基準になるものか? いや公費も無尽蔵でないからには,一定程度選択的に/集中的に投下せざるを得ない場合が多々あるものと思われ,つまり支援打ち切り等々はあり得ることと想到される。その判断が合理的・説得的になされるかどうかが問題であるはずであって。

同様にこの記事:五輪スピード 銀メダル田畑、穂積の所属企業 社長が涙 (毎日新聞) 2/28 19:35
について教祖のご託宣:「二重の意味で泣ける(´;ω;`)マイナースポーツを支えるにはどうしても公的なカネに頼らざるを得ない現状。しかしそのカネも出ず、あまつさえ「税金泥棒」まがいの非難まで飛び出してくるのが我が国のスポーツ文化 2010/03/01」。
 この場合私的な(「ダイチ」なる私企業の)金なわけで,それで銀メダルまで行って感動物語になる(,で一掬の涙をしぼる物語として消費される)ことになったあたりがさらに泣けます。

 以下別件。

読売 3閣僚の遅刻、江田議長が責任転嫁に苦言 2010年3月4日21時57分 読売新聞

「政治主導と言いながら、困った時には官僚に責任を負わせる弁解はみっともない」――。江田参院議長は4日、訪れた平野官房長官に厳しい苦言を呈した。(中略)3閣僚が「事務的な連絡ミス」などと弁解している点も看過できないと見たようだ」。

 手柄があれば自分のもの,ミスがあれば官僚のせい。ああ,非常に典型的な,いわゆる「現代の若者」てえ奴ですな。

 ナニ? これらはおっさんですと? 心配するな,30年前にも50年前にも100年前にも「現代の若者」はいて年長者に批判されてた(はずだ)。若さの気持ちを忘れぬまま大人になった永遠の青年たちが国政を主導している,嗚呼若き国日本よ!
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