空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

国連食糧計画はアルシャバブの脅迫にめげず食糧配布をしたい意向

2010-03-03 22:57:00 | ソマリア関連

Garowe Online WFP continue with aid work in Somalia: spokesman Mar 2, 2010 - 2:52:13 AM

 国連食糧計画WFP広報担当者がいわく,同機関は,アルシャバブが一切の人道援助活動を停止するよう命じているにも関わらず,ソマリアにおける食糧配布を再開したいとのこと。アルシャバブは南部ソマリアの相当部分を支配しており,国連食糧計画は期限切れの食料を配布し,農民を弱体化させ,そして秘密の政治的意図をもって活動しているのだと非難する。

「WFPは援助の必要のあるソマリア人民を援助せんと決意を定めた,彼らがどこに住んでいようとも,我々のスタッフの安全が確保されている限りにおいて―」ナイロビでPeter Smerdon氏が語る。

 1月,同機関は南部ソマリアの大部分において活動を停止せしめられた。イスラミストらの嫌がらせと金銭徴収に耐えかねてのことという。とはいえ,モガディシュを含む政府支配地域では食糧配布を行っているという。

 アルシャバブは日曜,なおも国連食糧計画の食料配布は地域経済を打撃するというのである,農家の農耕への意思をくじけさせる,というわけで。

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