有給休暇や代休は、たまには休ませて欲しいなあとか

キャリコネニュース 「有休を1回使うごとに君は信用を失っている」　ブラックすぎる言葉に震撼！取得率アップには企業の意識改革が不可欠だ 2016.7.3

「従業員は休まず会社のために常に働き続けて入ればいい、という考えなのだろう。これではワークライフバランスも何もあったものではない」

　私の代休を自発的に返上させようとしたひともあったな。たまに真面目に休もうとしたらこれだ。学生のために・学校のために休みを返上しろとのことなわけだが、だいたい、君ら、普段、土日は休んでるじゃないか。私は普段、土日も代休も返上してるじゃないか。なのになんで平日・勤務日でいる人を使わず、代休でいないはずの人を使おうとするのか。

　まあイジメの一種だとでも思うことにしておく。

大学に専任として就職して最初に驚くのは、自分の研究をまったく価値あるものとして認識できない人々の存在。当然の話で院性の頃と違い、交渉する人々は色々な学部の人々。今日の会議では、政治学、社会学、生理学、数学、応用数学、発生学、化学、電子工学の先生方との会議。実務的たらざるを得ない。

— オッカム (@oxomckoe) 2016年7月2日

大学教員には二つの顔があるんだな。僕はアメリカ建国史研究者としてそういう業界では評価してくださる方々からは高い評価をされている。でもそのノリで会議に出ると大怪我する。ロボット工学やっている先生方にっとっては僕の研究は無意味なわけだ。向こうも僕がそう考えているだろう。

— オッカム (@oxomckoe) 2016年7月2日

　だいたい私も同じような状況にいるのであった。
　オッカム先生がこのツイートで言及していない要素は、ロボット工学はわりと直接的にカネになる、という点。もったいなくもありがたくも、ニッポンのサンギョーを強化するに貢献するロボット工学をやってる自分は、カネを生み、ほかの趣味的領域を生かさせてやっている極めて実務的な人間である―みたいな思想をもっているっぽいひととかの存在。

　…それはそれで正当な見方のひとつではあるんだが、ここ5年、専門論文の執筆がほぼ0とかゆーひとに下級教員扱いされたりとか、されたくないなあとは思う。
　外部資金などについても、理学系や工学系はカネまわりがよいようで、各機関が「外部」にお金を出したりしているらしく、事務か本人かでなければ実額は分かりにくいが―まあ額面で文系に負けてくれるな、とは。うん。