一応宗教学的領域の話題として、関連事例収集。
この件、当人としたら「ケガさせられて、かさぶたはがしただけなのにやたら辛い」というのとほぼ等価なんだろうしなあ…とは理解可能なのだが、「母の子殺し」テーマの視座から見ると、なかなかに―ある種の味わいがある。この胎児を殺すことについての意識、一応仮にも人間を殺すという意識について、ほぼ全面的に欠けているらしく見える。
まあその、所詮カネで抱かせただけの他人の体液ごときが勝手に受精してんじゃねぇよ許してねぇだろ、という意識かなあなどと想像はつくにせよ―「愛と言う思いがなければ人間的なお付き合いじゃないの」「だから愛がない行為でなんかできたコレは人間じゃないの」という納得回路は理解可能だが―、こうした感覚は現代民話・現代怪談が予定する人権意識とはいささかずれがあるなあ、「水子供養」流行以前、明治以前の何かに類似するのではないかなあと、そんなようなメモ。
パパ活で妊娠した人、見た限りでは「予期せず妊娠したら身体的にこんなにつらい」みたいな話しかしてなくて、中絶でなくなった子については特に言及無いのはけっこうすごいなと思ってしまった、、
— 獺祭ぽむ (@pommedeterrea) January 20, 2021
この件、当人としたら「ケガさせられて、かさぶたはがしただけなのにやたら辛い」というのとほぼ等価なんだろうしなあ…とは理解可能なのだが、「母の子殺し」テーマの視座から見ると、なかなかに―ある種の味わいがある。この胎児を殺すことについての意識、一応仮にも人間を殺すという意識について、ほぼ全面的に欠けているらしく見える。
まあその、所詮カネで抱かせただけの他人の体液ごときが勝手に受精してんじゃねぇよ許してねぇだろ、という意識かなあなどと想像はつくにせよ―「愛と言う思いがなければ人間的なお付き合いじゃないの」「だから愛がない行為でなんかできたコレは人間じゃないの」という納得回路は理解可能だが―、こうした感覚は現代民話・現代怪談が予定する人権意識とはいささかずれがあるなあ、「水子供養」流行以前、明治以前の何かに類似するのではないかなあと、そんなようなメモ。
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