空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

今どき珍しい種類の革命家だなと。

2021-08-01 22:37:44 | Weblog


 というのは、恐らく以下の書き込みを指して言っているのだろう。



 かなり読みづらい文で、twitterとは斯くの如しかと思わされる。「罪刑法定主義というのは」「男権主義的権力を守るためなら打ち壊すべきものに過ぎない」ということで次の例話が続くとなると―



 労働法制をやぶる「強欲な社長」は、この場合、打破されねばならぬものと設定されていよう。するとこの「強欲な社長」は守られるべき「男権主義的権力」ではない。「男権主義的権力を守るためなら打ち壊すべきものに過ぎない」ものである。

 とすると、守られるべき「男権主義的権力」とは、この場合、虐げられている労働者に他なるまい。労働者の典型を男性とみて、その上でプロレタリアート独裁をいうなら、なるほど労働者を「男権主義的権力」と表現するのは、まああり得るかと思われるが、さてこの解釈はどうだろう。



 おそらく、典型的には男性労働者によるプロレタリアート独裁を意図し、そうした権力を男権主義的権力とよび、これをまもるためには「造反有理」的にアンシャンレジーム的権力を打破せねばならぬという、何といおうか、フランス革命的世界観の文章なのであって、単に罪刑法定主義の否定というものではないようだ。



 この佐藤氏はジェンダー法学といった感の論者のはずだが、その立場から「男権主義的権力を守るためなら打ち壊すべきものに過ぎない」をやや誤読した可能性がなきにしもあらず。



 …「檀健主義的権力を 打 破 す る ためなら」と誤読したのではなかろうか。笹沼氏は「邪悪な資本家を打破せよ」と言っているのではなかろうか。
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