空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

パキスタンの協力はさほど必要ではない―現地米軍副司令官

2011-02-02 22:09:26 | Newsメモ
 米国アフガン派遣団の副司令官David Rodriguez中将は,アフガンの反政府派打倒のためには,パキスタンの積極的な協力は必ずしも必要ではないと語る。自信の表れか,それともイラつきであるのか。

BBC Afghan war 'winnable without Pakistan help' 2 February 2011

 パキスタンの北西辺境州はアルカイダやタリバンのsanctuaryになっている。そこを閉じろ,とは国際的圧力がかかるところだが-「作戦をとめちゃう要素とは思わない」と中将は言う。「我々は,パキスタンがもっと事をしてくれることを必要とはしている。我々は彼らに,もっと行動するようせっついてもいる。それは我々の活動をもっと簡単にしてくれるだろうからね」と記者会見で言う。

「とはいえ,私は,なおも[作戦は]可能だと思う。彼等が,彼らの為してきたところのことを―それは重要な貢献なのだが―を低下させなければ」。

 米国としては,パキスタンの非協力的態度にフラストレーションをもってきたところ。この強気の発言は何を意味することやら。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 政府軍兵士同士の同士討ち | トップ | ロボ氏,講義する »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Newsメモ」カテゴリの最新記事