BBC Goya Foods: Hispanic brand faces boycott for praising Trump 10 Jul 2020 By Cache McClay
「A popular Hispanic-owned food company is facing calls for a boycott, after its chief executive praised US President Donald Trump.
While at the White House, Goya Foods CEO Robert Unanue said Mr Trump's leadership was a blessing.」
個人的にはトランプ大統領の指導のありようをblessingとは、とても言えたもんでねえなと思うが、別に食品会社のトップがそういったからと言ってもその会社の製品を是非とも避けようとまでは、そうとまでは思わないし、思っても個人的に避ける程度であって他の人にもボイコットを呼びかけようとは思わない。
そうだなあ、スレブレニツァ虐殺の責任者が社長やってる会社なら避けたいな。
ところでこの会社は
「Goya Foods - sold in the US and many Latin countries - is the largest Hispanic-owned food company in the US.」
ヒスパニックが持ってる食品会社としては、米国では最大の規模ランクだとか。ヒスパニックと言うのも多少はマイノリティであるわけで、昨今のBLMでいえば黒人よりマイノリティ・ランクは下がるのかもしれないが、ともかく配慮を要求したい側だろう。だがトランプ支持を公言したら会社ごと不可触選民扱い待ったなし。これはなんぼなんでもさあ。
「On Thursday, Robert Unanue, the CEO of Goya Foods, attended an event at the White House where President Trump signed the Hispanic Prosperity Initiative, which was described as an effort to improve access to educational and economic opportunities.」
ヒスパニックの会社が、目の前で大統領がヒスパニック援助の法案にサインしてくれたからリップサービスしたわけだろう。
「Mr Unanue praised the president at the event, saying: "We're all truly blessed at the same time to have a leader like President Trump, who is a builder."」
おぅ父つぁん、俺の兄弟姉妹に援助してくれてありがとよ! ―と言う程度のリップサービスも、大統領には許されないのだろうか。…まあ、主義者にはそうなんだろう。アベノマスクもアベノジューマンエンも、反アベ主義者はかっちり拒絶したのだろう!
「Boycotters have shared alternative brands and recipes online, with the hashtags #Goyaway and #BoycottGoya trending on social media.」
…もはや特殊差別を想起する勢いの差別と言いたいな、私としては。
まあトランプの今までの言い様がヒドイのはその通りとして、しかし市民権のあるラテン系の支持を獲得しようと配慮を示しているのだとしても、やはり、下々の生活に一定のプラス効果はあるにはあるだろう。非正規ルートで非正規に住んでいる人たちに対してはどうか、とはいえ。
ともかくこれは、米国大統領から呼ばれて米国大統領に相応の礼儀を示したというに過ぎないはずなんであって。だから当人もこんな感じ:
「"It's suppression of speech," he said. "I'm not apologising for saying - and especially when you're called by the president of the United States - you're gonna say, 'no, I'm sorry I'm busy no thank you?'"
"I didn't say that to the Obamas and I didn't say that to President Trump."」
オバマに呼ばれたときにも「お、すまん、忙しいわ、行けねえから」なんて言わなかったよ、だからトランプにもそう言わなかっただけだぞ?」というわけ。
つまり反対者は、トランプは大統領としての礼遇に値しない、と主張していることになる。彼の前では社会的な慣例に応じることさえ許されない。これはもはや差別だ。そうでなければ現実の否認を通じて歴史を否認することになる―次の選挙でトランプが落ちる可能性は割とあるが、そうなった場合、この4年間はその種の人々にとって『大統領足りえない人物が大統領を称して存在してしまった期間』となってしまい―米国の歴史から否定することになってしまう。日帝強占期ならぬ、トランプ強占期とでもいえようか。
それ、よくない趣味だというのは、昔はリベラル思想側の専売特許だったはずだがなあ。
「A popular Hispanic-owned food company is facing calls for a boycott, after its chief executive praised US President Donald Trump.
While at the White House, Goya Foods CEO Robert Unanue said Mr Trump's leadership was a blessing.」
個人的にはトランプ大統領の指導のありようをblessingとは、とても言えたもんでねえなと思うが、別に食品会社のトップがそういったからと言ってもその会社の製品を是非とも避けようとまでは、そうとまでは思わないし、思っても個人的に避ける程度であって他の人にもボイコットを呼びかけようとは思わない。
そうだなあ、スレブレニツァ虐殺の責任者が社長やってる会社なら避けたいな。
ところでこの会社は
「Goya Foods - sold in the US and many Latin countries - is the largest Hispanic-owned food company in the US.」
ヒスパニックが持ってる食品会社としては、米国では最大の規模ランクだとか。ヒスパニックと言うのも多少はマイノリティであるわけで、昨今のBLMでいえば黒人よりマイノリティ・ランクは下がるのかもしれないが、ともかく配慮を要求したい側だろう。だがトランプ支持を公言したら会社ごと不可触選民扱い待ったなし。これはなんぼなんでもさあ。
「On Thursday, Robert Unanue, the CEO of Goya Foods, attended an event at the White House where President Trump signed the Hispanic Prosperity Initiative, which was described as an effort to improve access to educational and economic opportunities.」
ヒスパニックの会社が、目の前で大統領がヒスパニック援助の法案にサインしてくれたからリップサービスしたわけだろう。
「Mr Unanue praised the president at the event, saying: "We're all truly blessed at the same time to have a leader like President Trump, who is a builder."」
おぅ父つぁん、俺の兄弟姉妹に援助してくれてありがとよ! ―と言う程度のリップサービスも、大統領には許されないのだろうか。…まあ、主義者にはそうなんだろう。アベノマスクもアベノジューマンエンも、反アベ主義者はかっちり拒絶したのだろう!
「Boycotters have shared alternative brands and recipes online, with the hashtags #Goyaway and #BoycottGoya trending on social media.」
…もはや特殊差別を想起する勢いの差別と言いたいな、私としては。
まあトランプの今までの言い様がヒドイのはその通りとして、しかし市民権のあるラテン系の支持を獲得しようと配慮を示しているのだとしても、やはり、下々の生活に一定のプラス効果はあるにはあるだろう。非正規ルートで非正規に住んでいる人たちに対してはどうか、とはいえ。
ともかくこれは、米国大統領から呼ばれて米国大統領に相応の礼儀を示したというに過ぎないはずなんであって。だから当人もこんな感じ:
「"It's suppression of speech," he said. "I'm not apologising for saying - and especially when you're called by the president of the United States - you're gonna say, 'no, I'm sorry I'm busy no thank you?'"
"I didn't say that to the Obamas and I didn't say that to President Trump."」
オバマに呼ばれたときにも「お、すまん、忙しいわ、行けねえから」なんて言わなかったよ、だからトランプにもそう言わなかっただけだぞ?」というわけ。
つまり反対者は、トランプは大統領としての礼遇に値しない、と主張していることになる。彼の前では社会的な慣例に応じることさえ許されない。これはもはや差別だ。そうでなければ現実の否認を通じて歴史を否認することになる―次の選挙でトランプが落ちる可能性は割とあるが、そうなった場合、この4年間はその種の人々にとって『大統領足りえない人物が大統領を称して存在してしまった期間』となってしまい―米国の歴史から否定することになってしまう。日帝強占期ならぬ、トランプ強占期とでもいえようか。
それ、よくない趣味だというのは、昔はリベラル思想側の専売特許だったはずだがなあ。
そうまで憎悪を必然的に回すのは、まるでトランプが違法移民を嫌うかのように必然的じゃないかとか思うんだが、どうなんだろう。
まるで鏡合わせのように似ているなあとおもうんだけど。
ある程度はまあ、政治家として止むを得ざるリスク・コストとも思うが(有名税なんて言われる類で)、ならば支払いの責務はトランプにあるはずで、彼と話した人に拡大するのは筋が悪いのじゃないかな。
日本ローカルのはずの概念の研究がこんなところに応用先を見出すとはなあ。