空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

タンザニア:政府当局、マールブルク熱の発生を認める

2025-01-21 14:38:46 | Newsメモ
 タンザニアは先日、WHOからの主張を退け、自国での謎の熱病はマールブルク熱ではないと言ったのだったが(「タンザニア:マールブルク熱が発生した…かも?」2025-01-16)、いややっぱこれマールブルク熱ですねと確認。

Tanzania's president has announced an outbreak of Marburg virus, an Ebola-like virus, just a week after her health minister denied that there were any cases in the country.

BBC Tanzania confirms Marburg virus outbreak after initial denial 14 hours ago

Alfred Lasteck

 2年前にも苦労させられた病気である。まあその自国での検査では、多くのケースでネガティブと出たのだそうで、そりゃあまずは否定する。しかしこの度、確実に1例はそうだと確信できたもののよう。

President Samia Suluhu Hassan said at a press conference on Monday that health authorities had confirmed one case of Marburg in the north-western region of Kagera.

"We are confident that we will overcome this challenge once again," Samia said, referring to a previous outbreak in Tanzania two years ago.


 12月にはルワンダで流行。

In December, neighbouring Rwanda declared that an outbreak in the country, which had infected 66 people and killed 15, was over.

 実際、流行発生ペースは上がってるんじゃないか―という感はまあある。いや、世界が注視するようになったからだということもあるかもしれないが。もしペースが上がっているなら、それは人間が食糧不足などの理由で森林により多く侵入するようになったから―かもしれず―。

 …何をどうすればいいのか、さあ、困ったことです。
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