家制度を破壊―家制度の因習から解放されなければ―とまあ、そんなふうな論調でいまだに家制度批判を聞くのだが、さて一体、どういう「家」を想定しているのかとは思うところ。
「家」重視価値観の転換、まあそれはそれで結構なことだが、問題は多種多様なので、そこに注目されてもこまっちゃうかなあ、とも。
そもそも生活の安全保障の一種として「家」制度があったものだろう。むかしはいま少し、「家」が大きかったので、もうちょっと安全保障の一種として機能した。
で、いまは「家」がえらい小型化して、生活保障機能をはたさなくなった。となると、これ、「家」制度といえるもんかどうか。「家族」「ファミリー」と言った程度に留まりはしないか。
そして戦後日本の基本方針として、戦前の反省もあって、個々の家庭への権力の介入は非常に嫌ったわけだろう。なので、機能不全家庭への介入は非常に厳しい―だろう。なにしろ公権力の暴虐ということで非難される。いやほら「児童虐待は絶対悪!」みたいな雰囲気が形成されつつある昨今でも、ガチに放置で子供を餓死させるような例まで、それなりに野放しであったりする。
…まあその中規模福祉で中規模徴税、といったあたりでとどめておいたわけで、重福祉を現場の判断で行うのも結構、難であろう。そもそも予算がおりてこないだろう。
で、こうした狭間に陥っちゃった人たちがまあまあの数発生し、なんかマズイんじゃね?というのが現状か。
どうすりゃあいいかって、従来型の解決法なら、景気を爆上げして税収増だろう。カネのめぐりが速くなれば、まあお零れにあずかる可能性もひろがる、といちおう仮にもまあ、期待される。でまあ、それはアベノミクスが予定したような内容だよなあ―ということで、野党支持者というか反アベ主義者は緊縮財政希望らしいのだが、しかし自分たちが貰う年金を爆下げするのは絶対拒否、というものらしく、まあここで若者世代と衝突しますよねーなどというメモ。
『母さんごめん、もう無理だ』読了。様々な事件の裁判傍聴記。問題を一人で抱え込み思考が正常に働かず罪を犯した人が多い。他人事とは思えない。助けを求めてもいいという意識改革、どこにどうやって助けを求めたらいいかという教育、助けを求めてきた人を適切に支援する法整備の必要性を感じた。 pic.twitter.com/ebVRk9SkCg
— ミスターK (@arapanman) 2019年2月7日
エマニュエル・トッドさんは日本が世界で生き残る為には「家」重視の価値観を変えていく必要があると言うが、とても困難な道のりだ。https://t.co/ZjJmtDybpC
— ミスターK (@arapanman) 2019年6月3日
「家」重視価値観の転換、まあそれはそれで結構なことだが、問題は多種多様なので、そこに注目されてもこまっちゃうかなあ、とも。
そもそも生活の安全保障の一種として「家」制度があったものだろう。むかしはいま少し、「家」が大きかったので、もうちょっと安全保障の一種として機能した。
で、いまは「家」がえらい小型化して、生活保障機能をはたさなくなった。となると、これ、「家」制度といえるもんかどうか。「家族」「ファミリー」と言った程度に留まりはしないか。
そして戦後日本の基本方針として、戦前の反省もあって、個々の家庭への権力の介入は非常に嫌ったわけだろう。なので、機能不全家庭への介入は非常に厳しい―だろう。なにしろ公権力の暴虐ということで非難される。いやほら「児童虐待は絶対悪!」みたいな雰囲気が形成されつつある昨今でも、ガチに放置で子供を餓死させるような例まで、それなりに野放しであったりする。
…まあその中規模福祉で中規模徴税、といったあたりでとどめておいたわけで、重福祉を現場の判断で行うのも結構、難であろう。そもそも予算がおりてこないだろう。
で、こうした狭間に陥っちゃった人たちがまあまあの数発生し、なんかマズイんじゃね?というのが現状か。
どうすりゃあいいかって、従来型の解決法なら、景気を爆上げして税収増だろう。カネのめぐりが速くなれば、まあお零れにあずかる可能性もひろがる、といちおう仮にもまあ、期待される。でまあ、それはアベノミクスが予定したような内容だよなあ―ということで、野党支持者というか反アベ主義者は緊縮財政希望らしいのだが、しかし自分たちが貰う年金を爆下げするのは絶対拒否、というものらしく、まあここで若者世代と衝突しますよねーなどというメモ。
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