「ポリティカル・コンパス」測っといた

政党座標テストチェック（臨時2）。

　政党座標テストチェック（臨時）の「あなたの政党同調度は:
27.8% 左派, 2.8% 自由主義者」に引き続き、思想関係の教師をするにあたってのセルフチェック。

　政党座標テスト

「あなたの政党同調度は:
30.6% 左派, 2.8% 共同体主義」

「この象限に当てはまる人は、社会と経済両方の問題に対して共有した解決策を促進しようとしています。混合経済の効力と万人への福祉国家により、行き過ぎる資本主義を抑制して不平等を減らす統治形式を支援していると自分達をみなす傾向にあります。参加型民主主義と国家を手段とする社会を通して、総体的な解決や経済再分配、そして共通価値を促進しようとしています」

　なんにせよ、きっぱりと左派である。尤も、機会主義的な者たちには、割とはっきりと敵対的態度をとるので、そーした人々には「自分たちではない者＝アベ妄信者のクソ野郎」みたいに思われがちのようだが。

　そこで
　日本版ポリティカル・コンパスドラフト3版

「
政治的な右・左度(保守・リベラル度)
0.2
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派)
-3.52
あなたの分類は
保守左派
です。」

　とあり、2019-03-29の一年前の段階よりやや政治的右度合いが減り、経済的についても介入への賛意が増えている感じ。

　前の数字は

「「政治的な右・左度(保守・リベラル度) 　0.4
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派) -2.59
あなたの分類は 保守左派です。」」

　おそらく前者のテストで「共同体主義」的と評価される属性が後者のテストで右派的と判定されたのだろう。
　というか、日本版で判定を右派的に持っていくには、軍隊に対してプラス評価すればいいので、そこは数値のコントロールが可能である。あと家族関係で、明治政府以来の夫婦同姓護持を打ち出せば、もっと右派的に判定されると思う。

　なんにせよ、こうした数値を公表しつつ講義を始めるのは変わらない。
　左派の重要機能は「指さし機能」にあると私は思う。なので、無意識的に保守反動・現状の無批判な維持に向いてしまいそうな若者に、チェックポイントを提示・教示するという役割を意識しておけば、まあ、それでまずまずよかろう。