空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

朝日新聞「このうち約190件は同一人物によるものだった」

2022-02-12 15:22:12 | ノート
 救急車のサイレンは、そりゃまあ深夜の住宅街で響けばやかましいだろうが、いやしかしまあ、と思うべきところこれあり、と思うのだが―苦情を出したくもなるだろうが―いやしかし―。

朝日新聞 救急車サイレン「うるさい」、メーカーも苦心 基準は70年変わらず 小瀬康太郎2022年2月11日 15時00分

 とはいえ。

東京消防庁によると、同庁の管内に2021年、救急車などのサイレンに対する苦情や要望が402件(速報値)寄せられた。このうち約190件は同一人物によるものだった。17~19年はいずれも100件近くだったが、20年は142件と増加傾向。その理由は、「はっきりしたことは分からない」という。

 この「救急車などのサイレンに対する苦情や要望が402件(速報値)寄せられた。このうち約190件は同一人物によるものだった」は、衝撃的と言うか、いやまったくもって納得できる事態と言うか。(はっきり言ってしまえば)ノイジークレイマーはごく少数だ。そのことが可視化されたこの数字・割合は納得できるが、実際に事実が公表されるのはなかなかに衝撃的。

 …朝日新聞が宗旨替えしたのか、宗旨替えのための準備をし始めたのか、と思ってしまった。まあ人口に占める割合は1/10(以下)だろう層にどれほど配慮してペイを期待するか、という課題ではあるかもしれない。1/10なら十分かと思われるが、しかし実数では―うん…。

同庁に次いで規模が大きい横浜市消防局や大阪市消防局でも、同様の声が毎年寄せられているという。この2消防局では、増加傾向は確認できなかった

 …ということで、特殊東京的事情であるかもしれず。
 ちょっと面白い記事なので、メモを残しておきたい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 見ていた記事メモ(2022-02-12) | トップ | トルコ・ギリシャの境界あた... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ノート」カテゴリの最新記事