空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

某文書書き換えの疑惑の報道:テレビ朝日さん

2018-03-07 19:47:45 | Weblog
①テレビ朝日 財務省「文書直ちに確認できず」 与党も疑問の声 2018/03/06 11:48

麻生財務大臣は「大阪地検の捜査が終わらないと個別の調査は難しい」と防戦一方
財務省は朝、「捜査に影響を与えないよう全省を挙げて文書の確認、職員への聞き取りなど調査を進めたい」と説明しました。ただ、「多くの文書が捜査の対象になっていて、すべてを直ちに確認できない」として、書き換えが指摘されている文書についてはあるかないかも答えませんでした
自民党・二階幹事長:「出せないということは我々もちょっと理解できない。国会の審議が進まないじゃないですか」

 与党からも疑問の声があがる―という昼のニュースに対して

②テレビ朝日 書き換え疑惑報じられた財務省 問題どう見てる? 2018/03/06 17:20

財務省関係者は「しばらくはじっと耐える時期だ」と話していて、ゼロ回答がしばらくは続くのではないかという見通しです。朝日新聞が「確認した」とする文書が決裁文書か分からないなかで、何を示すべきか財務省も実は分からないからです

 夕方のニュースでは、どうも「腰砕け」の感。問題とされた文書がどれかも分らないのでは、対応のしようがない。そもそも現物が手元にない:

③テレビ朝日 森友文書“書き換え疑惑”野党「財務省は二転三転」 2018/03/06 05:56
財務省は「捜査との関係でお答えできない状況だった」としたうえで、決裁文書は大阪地検に任意提出したと明らかにしました

 するとやむを得ず「待ち」の姿勢ということになろう。くわえて②に曰く「加えて、仮に6日のように委員会が流れ続けたとしても予算案は月末に自動的に成立します。財務省にとってはマイナス面があまりない」。すると野党としても、あえて積極的に多様な論点で争わずとも、『対話に応じない秘密主義の政権与党』というイメージ操作で楽に敵失を狙える現状は好ましいと判断するかも知れず、この場合は国会は空転するか。

 例の働き方改革で一定の努力を示した点、野党を評価する声もあったようだが、落ち着いた論調だった。してみるとノイジーな絶賛を勝ち取れる、楽な手法に流れる恐れがある―地道な仕事で地道な評価というのは、ふつうひとは苦手とするので。

 いつもどおり、わたしは「今後を注視」である。

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