2月7日(月曜)朝,ソマリア北部でソマリランド軍がHarti族の民兵団に対する攻勢を行った由:
Garowe Online Somalia: Fierce clashes erupt between Somaliland troops and local clans Feb 7, 2011 - 4:42:51 AM
同日夕方4時までに,少なくとも10名が死亡,25名が負傷したとのこと。この時点で戦闘続行中と言う。前線は三つあるというが,ここ数カ月,焦点だったKalshale村周辺がまたしても焦点。砲まで持ち出されたものの,Garowe Onlineの言うところでは,攻撃はくじかれたという。
少なくとも13名のソマリランド兵が捕虜となり,1台の車両が炎上せしめられたという。なおこの民兵団はDhulbahante支族のものという。プントランド政府自身は,この戦闘に関与していないというものの―Dhulbahante支族は,南部に送られたプントランド兵の相当部分を占めたほどのプントランド支持派。政府は無論,Dhulbahante支持を強力に打ち出すべきところ。
続報は:
Garowe Online Somalia: 87 killed as Puntland warns Somaliland 'not to attack civilians' Feb 9, 2011 - 3:18:52 AM
死者は少なくとも87名にのぼるというのである。
プントランド漁業相Mohamed Farah Adenは,旱魃と月曜の戦闘の影響とを調査するためBuhodle市を訪れて曰く,ソマリランドは民間人を攻撃すべきではない!
戦闘は,一応IsaaqのHabar Jelo支族とHartiのDhulbahante支族との間のものであったという。ところがhabar Jeloはソマリランド新大統領Ahmed Silanyoが所属するところ。それでか,ソマリランド兵の直接的援助があったのだという。
そこでAden漁業相曰く,「Sool, SanaagおよびCaynの民は,血脈的にいってプントランド人だ。我々はソマリランドに攻撃をやめるよう求める」。
しかし,ソマリランド兵がfull forceで関与したという割には,ソマリランド側の死者が65,地元支族側が22名という。―ソマリランド情報相Ahmed Abdi Habsadeが言うところでは,ソマリランド兵5名・Dhulbahante支族民兵12名が死亡とのことだが。
何れの数字が正しいかはさておき,ソマリランド側の攻勢が失敗したのは確かなよう。ソマリランドはこの地域に兵を積み上げている模様。
Garowe Onlineが今回述べるところでは,Silanyo政権は成立以来,Isaaq氏族主体のSNMのメンバーに影響力を強めてきたとのこと。
とりあえず
Somaliland Times Somaliland Celebrates Military Day February 5, 2011
ソマリランドは2月5日,国軍設立17周年を祝い,Sool,SillanyoはSanaagおよびBuhodleでの進展を祝福したそうですが―快進撃は止まったようですね。
さらに:
Garowe Online Somalia: 150 troops defect Somaliland army, cite 'clan massacres' Feb 11, 2011 - 5:00:48 AM
作戦に参加したと思しき,ソマリランド軍のAhmed Mohamed 'Dalba'大佐率いる150名の部隊がソマリランド軍を離脱,プントランドに投降。彼らは7台の武装トラック,2台の輸送用トラックおよび部隊長用トヨタ・ランクルを伴っている。
彼らはDhulbahante支族であるという。同胞に対する「虐殺」に耐えかねた,というわけだ。ソマリランド側は民間人虐殺を否定するけど,まあ彼らは分離独立を支持するIsaaqだし?というわけ。
そうしてこの150名はBuhodleに置かれた模様。ソマリランド側が重武装を運び込みつつある地域に,彼らを阻止するべく諸種の勢力が集合しつつあるその場所に!
さて
どうなるかね。
いつぞや以来の,戦雲急な雰囲気ですが。
Garowe Online Somalia: Fierce clashes erupt between Somaliland troops and local clans Feb 7, 2011 - 4:42:51 AM
同日夕方4時までに,少なくとも10名が死亡,25名が負傷したとのこと。この時点で戦闘続行中と言う。前線は三つあるというが,ここ数カ月,焦点だったKalshale村周辺がまたしても焦点。砲まで持ち出されたものの,Garowe Onlineの言うところでは,攻撃はくじかれたという。
少なくとも13名のソマリランド兵が捕虜となり,1台の車両が炎上せしめられたという。なおこの民兵団はDhulbahante支族のものという。プントランド政府自身は,この戦闘に関与していないというものの―Dhulbahante支族は,南部に送られたプントランド兵の相当部分を占めたほどのプントランド支持派。政府は無論,Dhulbahante支持を強力に打ち出すべきところ。
続報は:
Garowe Online Somalia: 87 killed as Puntland warns Somaliland 'not to attack civilians' Feb 9, 2011 - 3:18:52 AM
死者は少なくとも87名にのぼるというのである。
プントランド漁業相Mohamed Farah Adenは,旱魃と月曜の戦闘の影響とを調査するためBuhodle市を訪れて曰く,ソマリランドは民間人を攻撃すべきではない!
戦闘は,一応IsaaqのHabar Jelo支族とHartiのDhulbahante支族との間のものであったという。ところがhabar Jeloはソマリランド新大統領Ahmed Silanyoが所属するところ。それでか,ソマリランド兵の直接的援助があったのだという。
そこでAden漁業相曰く,「Sool, SanaagおよびCaynの民は,血脈的にいってプントランド人だ。我々はソマリランドに攻撃をやめるよう求める」。
しかし,ソマリランド兵がfull forceで関与したという割には,ソマリランド側の死者が65,地元支族側が22名という。―ソマリランド情報相Ahmed Abdi Habsadeが言うところでは,ソマリランド兵5名・Dhulbahante支族民兵12名が死亡とのことだが。
何れの数字が正しいかはさておき,ソマリランド側の攻勢が失敗したのは確かなよう。ソマリランドはこの地域に兵を積み上げている模様。
Garowe Onlineが今回述べるところでは,Silanyo政権は成立以来,Isaaq氏族主体のSNMのメンバーに影響力を強めてきたとのこと。
とりあえず
Somaliland Times Somaliland Celebrates Military Day February 5, 2011
ソマリランドは2月5日,国軍設立17周年を祝い,Sool,SillanyoはSanaagおよびBuhodleでの進展を祝福したそうですが―快進撃は止まったようですね。
さらに:
Garowe Online Somalia: 150 troops defect Somaliland army, cite 'clan massacres' Feb 11, 2011 - 5:00:48 AM
作戦に参加したと思しき,ソマリランド軍のAhmed Mohamed 'Dalba'大佐率いる150名の部隊がソマリランド軍を離脱,プントランドに投降。彼らは7台の武装トラック,2台の輸送用トラックおよび部隊長用トヨタ・ランクルを伴っている。
彼らはDhulbahante支族であるという。同胞に対する「虐殺」に耐えかねた,というわけだ。ソマリランド側は民間人虐殺を否定するけど,まあ彼らは分離独立を支持するIsaaqだし?というわけ。
そうしてこの150名はBuhodleに置かれた模様。ソマリランド側が重武装を運び込みつつある地域に,彼らを阻止するべく諸種の勢力が集合しつつあるその場所に!
さて
どうなるかね。
いつぞや以来の,戦雲急な雰囲気ですが。
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