空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

アウンサンスーチーも訴追対象として排除しない様子

2017-12-18 11:12:52 | ビルマ/ミャンマー
BBC Could Aung San Suu Kyi face Rohingya genocide charges? 18 Dec 2017 Justin Rowlatt

 国連の人権問題監視の長たるZeid Ra'ad Al Husseinが、ロヒンギャに対する人権侵害について責任を追及する構えとか。軍トップのAung Min Hlaingのみならず、アウンサンスーチーも訴追対象として排除しないとの意向の様子。

"Every Rakhine national wishing to protect their state will have the chance to become part of the local armed police."

 …こんなの、迫害用お手軽兵力調達宣言だよなあ…。『一部民間勢力がやったことです、軍は関与してないんですよ』は、一応、文章としては正しい、ということになるし。

"They were local boys, we knew them. When the army was burning our houses, torturing us, they were there."

 ということで、旧ユーゴスラビアと同じ状況。あ、これ、ダメだ、と思える水準のお話である。

He worries jihadi groups could form in the huge refugee camps in Bangladesh and launch attacks in Myanmar, perhaps even targeting Buddhist temples. The result could be what he called a "confessional confrontation" - between Buddhists and Muslims.

 ジハード主義者のリクルートは相応の成功をおさめるだろう。食糧援助や、志願兵の家族への割り増し給与があれば最高だ。そして中東のIslamic Stateが概ね敗勢にあるなか、有望な投資先を求める金持ちジハード主義者のあまったカネがどこにながれるか―不安に思うべきだと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 給料について;研究費について | トップ | 国境問題が激化したら洪水が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ビルマ/ミャンマー」カテゴリの最新記事