2011年4月。ホットスポット在住の妊婦に向かって「障害児が生まれる」「妊娠初期は絶望」「もう放射能浴びて手遅れ」「産まないほうがいい」「生んでも育たない」などの数々の呪いの言葉を投げつけたネット上のみなさん。我が子は元気です。お友達もみんな元気に入学です。本当に大変だったよね。
— んご (@ngogirsang) 2018年4月7日
まあ、当初からこのオチは見えていたしなあ。
ニュースの社会科学的な裏側: 辛淑玉のドイツでの講演: https://t.co/H0Jo5L0MKZよくまとめられている。昨年末までドイツにいたわけですが、僕らの想像以上に日本のデマは拡がっています。都度説明するんですが追いつきません。友人の研究者は「あれはフェイクニュースの類だ」と断じていましたが。
— 琳 (@schwartzkatze) 2018年4月8日
そう言う事の出来ない人だってのは百も承知の上で言うんだけど、もし辛淑玉女史が、「自分も差別の被害者でありながら、不正確な情報を流して差別を広ねかねない行動を取りました。」と認める事が出来たら、いま使っている下らない言い逃れに費やす時間も手間もかからず、代わりに多くの支持を得たろう
— simesaba0141 (@simesaba0141) 2018年4月8日
しかし今ある固定客を逃し、かつまた今ある固定客からの攻撃に晒される。
逆に沈黙した事で、失われたものが途轍もなく大きかった。彼女には更なる在日コリアン差別の増大にさえ繋がりかねない、自らの言動への自省、自制が全くない。彼女一人を守るために、多くの在日コリアンが更に肩身の狭い思いをするのは筋違いにも程があるんじゃないか?
— simesaba0141 (@simesaba0141) 2018年4月8日
そして被害にあうそこらの一般在日コリアンが発生すると、それは彼女のメシのタネになる。
こういう場合、当該の人物の合理的・経済的な作戦行動はどのようなものになるだろうか。なお「多くの在日コリアンが更に肩身の狭い思いをする」場合、その思いを生ぜしめる直接の主体はその周辺の差別主義者であり、嫌な思いをするのは個々の在日コリアンである、ということになり、話題となっている人物は直接嫌な思いをせずにすむ。
問題となる当人にとって合理的な作戦はどうなるか。
2018年3月1日 毎日新聞 早急に訂正記事を出すべき 大阪大学医学系研究科甲状腺腫瘍研究チーム https://t.co/YhkC9sZ2Lv"おそらくNPO法人の見解をそのまま書いたのではないかと思いますが、記者が内容をきちんと理解して書いたのであれば悪質なデマ、理解せずに書いたのであれば著しく不勉強です"
— 竜田一人 (@TatsutaKazuto) 2018年3月4日
関連する話題のメモ:
陰謀論を信じやすい人ほどワクチン接種を拒絶しやすく,多くは心理的リアクタンス(他人から自分の意思や行動を制限された時に起こる反発心)が高く,組織よりも個人を優先する.24カ国5323例調査(Health Psychol 2018, PMID: 29389158)Twitterでよく感じることでしたが、エビデンスになりました
— EARLの医学ツイート (@EARL_Med_Tw) 2018年2月6日
「簡単にバレるウソ」によって集まるのは、簡単にバレるウソを調べもせず疑いもせず信じ込む人々だ。「そういう人々を集める方が都合が良い」状態とは何か?と考えれば、その恐ろしい思惑に気づく。円天もオウム真理教も豊田商事もみな「簡単にバレるウソ」を信じる人を積極的に集めて大きくなったのだ https://t.co/WPb7AmnYEy
— タクラミックス (@takuramix) 2018年2月1日
追記:
辛淑玉氏の放射能デマを非難すると、「民族差別に加担するもの」だと逆に非難されるのがそれですね。ある人たちにとって彼女は「どんな理由であれ非難されることが許されない存在」なわけです。「ドイツで放射能デマ講演をした」という事実があっても、です
— kikumaco(4/12,23ベアーズ (@kikumaco) 2018年4月8日
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