普通に考えて、世界最大の原発事故を起こした福島が放出するものと、事故を起こしていない国が放出するものと、同じ土俵で比べることが出来ると思いますか? https://t.co/3hNL9lkwbP
— 🌺大椿ゆうこ 社民党副党首 参議院議員/労働者の使い捨ては許さない!🌺 (@ohtsubakiyuko) June 22, 2023
まずは事実誤認。
事故有無はこの件に関係ないことをさておき… 世界最大の原発事故は福島でしたっけ…?
— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) June 23, 2023
ウクライナ人として異論があるんだけど。社民党副党首はチェルノブイリを知らないの?
✕世界最大の原発事故を起こした福島
— Jun (@juny4g1) June 22, 2023
〇世界最大の原発事故はチョルノービリ原発事故
✕事故を起こした原発とそうでない原発のトリチウムは違う
〇同じ
福島のトリチウムの総量は860兆ベクレル
仏ラ・アーグ再処理施設年間放出量の7%
加プルース原発の1年分
英セラフィールド再処理施設の2年分 pic.twitter.com/YcVnE79z70
…世界最大の原発事故は、そりゃあ現ウクライナのチェルノブイリ原発事故でしょうね。
そして「事故を起こしていない国」はまあほとんどないわけで、してみると「福島原発事故以上」を「事故」にカウントすると言うような恣意的な判定を自明のものとした発言とみるほか道はなさそう。つまり副党首氏がいうように「世界最悪」と認定されるべき福島事故のみが特別にダメということになる。そうまで福島が憎いか、と思われるのはやむなし。
放出放射線量が、事故の有無や規模に比例するって初めて知った。
— 🇯🇵日本いいね!2号現品限り🗾 (@ddr1a_xcdfk2) June 22, 2023
出来ますよ。注目すべきは放出までの過程ではなく放出の際に何がどの濃度で含まれるかであり、化学式が同じであれば物質の物性は同じだからです。後半については義務教育課程で習う事なのでそう考えるのが『普通』です。そしてALPSによる二次処理で処理水は告示濃度比総和1未満となるので同列です。 https://t.co/VF9aIBd9d0
— PAGANINI_Nicolo (@PAGANINI_Nicolo) June 23, 2023
とまあ、放射するエネルギー量の問題であって、事故を起こしたかどうかの課題ではない。
単に物理的な量が問題とされるべき課題であって―だって人体に影響を及ぼすかどうか、という問題のはずだから―、そのほかの判定基準を持ち込むのは、いたずらに課題を複雑化する第一歩だろう。
でまあ。物理的に違いがないものを「普通に考えて」違いがあるとみなし、それを理由に行動規制を加えるという思想は、そりゃあもう差別思想まっしぐらである。この点、福島差別をもろだしにしたあたり、社会党をうけつぐ社民党の役職付きの人物として、いかにも党の歴史・プライドをわきまえない不適切な発言と私としては考える。
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