空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

医療保険制度の話題(それは不正使用!という例)

2023-06-23 19:22:28 | ノート
 とりあえずこの「宮脇さん」に直接の損害はないように見えるが、保険証の貸出は単に不正使用でまずは「不可!」と判定すべきものだ。



 久しぶりに見たなあ、のいほい氏。全盛期は安倍政権時代だっただろうか。
 ともあれ、無保険で呻吟するかつての親友に情けをかけて、ただ一回の不正使用を―といった物語はすぐさま書くことができるが、それはそれとして不正使用である(※詐欺罪)。

 友人なら金を貸し、正規の値段で受診させよ(なにしろその1回で終わるわけだ)という反論は、しかしこのA氏だって左程カネがあるわけではない、と反論されよう。だから勘弁しろ、という理屈は、しかし制度のフリーライダー(※この場合、詐欺罪)をどれほど許容するかという社会的な問題に連なって行く。

 この際、「ばれたらばれたでペナルティ(※詐欺罪)はうけろ」という意見は、過激な活動を予定する運動家には嬉しくない。我が正義を押し通すための正義の活動を制約するような法は悪法にちがいなく、我を圧迫するのは不正であるからだ―という理屈は、うんまあ学生運動盛んなころにはしばしばなされていたかなあと。




 計算が合っているかどうかはともかく、実は保険料を支払っていることで我々は個々に・社会的に負担しているわけですわね。





 それはそうなんですが、党派性で動く向きにはその「法の下の平等」的思想は相性が悪いんですよねえ…。

 追加。のいほい理論はこんな理屈に近いよねえ、というお話:


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