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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

見ていた記事メモ(2017-02-18)

2017-02-18 22:49:36 | Weblog
BBC Baghdad car bomb kills at least 48 16 February 2017

 もう、どの記事がどの事件を扱っているか分かりかねる勢いだが「At least 48 people have been killed in Baghdad in the third blast in the Iraqi capital in three days, security and medical sources say」ということで、ここ三日間、爆弾テロが連発しているようなのである。15日にサドルシティであったが、そこからはじまるこの三日間で。

 2017年当初に連発したが、ここしばらくは爆弾テロは少なくなってたのに…という記載があるが(「Baghdad saw a wave of deadly suicide attacks by IS in the first few days of 2017, but the number had dropped until recently」)、いや、すいません、2017年って、まだ2ヶ月過ぎてないです。「平穏な時期」という認定は一ヶ月という短い期間でも認定されるのだろうか―と疑問を立てれば、「うん、そうだけど?」という答えが返ってくるだろう。

 ここ最近のことのようだが、中古車やさんのあつまるあたりで自動車爆弾テロをしている様子。まあ、便利ですものね、モノを隠すのに。

BBC Turkey explosion: Car bomb kills child in Sanliurfa province 17 February 2017

 トルコでも自動車爆弾テロ。裁判官が入っている建物を狙ったもののようだが、殺しえたのは子供一名(3歳)とか。裁判所の事務官の子供だってさ。

BBC Bosnia to challenge ruling clearing Serbia of genocide 18 February 2017

 国民統合の難しさーとでもメモしておこう。

中央日報 【時視各角】外治大統領=韓国(1) 2017年02月17日16時25分

日本とソ連が韓国、北朝鮮の憂鬱な行く末という、言ってみれば決められた未来という仮定にはすんなりと同意することはできない。多少の一理はあるが、未来のことは今私たちがどのように対処するかで変わる。そうでなくても死にそうなくらい憎い日本なのに、失敗までまねすることになれば惨めで情けない

 という表現もすごいが、後続箇所

信じるべくは大統領候補が先を争って出しているゴマ粒みたいな処方せんだ

 …ゴマ粒というのも凄い。

 興味深いのは、2ページ目の「ところが今度は違う。地域対立はもう問題にならない。どの候補も出身地域の強固な支持を得ることができないでいる」と「財閥でも労組でも改革を求める声には力が加わった。この渦中に北朝鮮という境界線ができた」。

 これまで各地域出身がどうこういう、地縁でもっていった要素が大きかったが、今回は違う―という。地域対立を超えた国民意識がそだってきているという解釈ができそうだ。まあ、どういう「糊」で結合するのかはさておき。

 例のエボラ大騒動、大変多数の感染者がでたが、どうも感染元は極少数のひとびとであったっぽいよ、と。

BBC Ebola 'super-spreaders' cause most cases 14 February 2017 By James Gallagher

 感染者の61パーセントは、わずか3パーセントから感染したのだと。15歳以下ないし45歳以上だと感染を広げやすい、とか。

BBC Hundreds of migrants storm fence to reach Spanish enclave of Ceuta 17 February 2017

 スペイン飛び地のCeutaへと、フェンスを突破しようと。刈り込みバサミやら棍棒やらで武装し、600人くらいで襲撃をかけて、300人くらいは首尾よく進入/侵入をはたした、とか。

 …むっちゃ絵になるな、突破者たちのポーズ。

BBC Central African Republic: Rebel group 'killed 32 civilians' 16 February 2017

 CAR。12月、反乱勢力rebelsが対抗勢力と衝突したついでで民間人を32名ほど殺害した、と。

BBC Venezuelan kidnapping chronicled on Twitter touches a nation 15 February 2017

 ヴェネズエラで、元バスケプレイヤーの息子が誘拐されて、殺されたって。さすがに「これ、どーよ?」ということで、だいぶ問題になっているみたいー…。

 そりゃまあ、NBAに採用されるレベルの(推定/未来の)大金持ちとかならともかく、「元並みのプロ」あたりで、息子が身代金目的の誘拐に遭うだなんての、ひどいじゃないか。いや金持ちからならとっていいというわけもないが。しかし身代金なんか、そもそもろくろく取れやしないだろうに、しかも結局、ただ誘拐して殺すだけ、って、不条理だ。

 そりゃ多少ショービズで成功して妬ましいということはあろうが、障碍者バスケチームの指導者なんかやってるようなヤツには、マシな人生があってしかるべきだと、ひとはやはり思うわけなのだろう。

 …しかも、下手人グループに姪がいる…。ム所暮らしの彼氏に従弟の所在を教えて、結果従弟殺しに関与するはめに、というわけで、ひっでえや…。



「グループ内各機関の教育力アップ、研究力アップのために、お前たちの手持ちの資料を提供しろ! あ、その資料の著作権関係の問題はお前たちでクリアしておけよ! 原資料の全部の原著者から、お前たちの責任において使用許可全部とって来い!」という指示がきたことがありまして。学術論文の引用で、慣例で認められている範囲なら、いいんじゃねえかなあとは思ったことである。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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表現力 (hilowmix)
2017-02-19 08:08:15
杉良太郎演じる金さんが御白洲で語る侮蔑の言葉はたいしたもんだと思っていたが、中央日報にはとても勝てぬ。
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Unknown ()
2017-02-19 16:27:55
これが、論説委員の文章ですからねえ…。
返信する

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