空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

アルシャバブ,井戸水ポンプに鉄槌を下す

2011-08-29 22:06:38 | ソマリア関連
 土曜(27日),Garbahareyにてアルシャバブが井戸水組上げ用ポンプ(エンジン)二基に放火:

Shabelle Media Network Al shabaab set a light to water well amid famine in Somalia Saturday, 27th August

 Gedoの政府側軍士官Jamal Hassanも事件を把握。
 この事件は「大きくかつ否定的な影響を持つ」ことだろうとコメント。何しろ大旱魃で人間が乾いて死ぬよーな状況下である。現地では即座に水不足に陥ったようだし。

 何をしたくて放火したのかわからない。いやだって自分たちも水に困ることになりかねないし(まあその井戸を使っていなければいいわけだが),支配下人民のなかに支配勢力への不満を掻き立ててもあまり面白くない(まあ自派勢力下になければいいわけだが)。

 なにがなんだかわからない。
 …この井戸水ポンプが外国の援助によるものだとか,そのあたりが理由だろうかねえ。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-08-30 05:11:29
自分の支配地域内のインフラ破壊して市民生活を立ち行かなくさせて、
兵士として従軍する以外の道を失わせるってのが時々見るパターンのような

主にLRAとかLTTEみたいな極めつけのろくでなしがやることでしたが
返信する
>自分の支配地域内のインフラ破壊して (teiresias)
2011-08-30 20:14:57
わざわざ今さら破壊するまでもなく荒廃しまくってますが何か(泣)
立ち行かなくなるもなにも既に立ち行かないので逃散しまくってますよね(さらに泣)

単純に,西欧文明の所産だからとか,そのモノが彼らの嫌いな援助団体由来のモノだとかが理由な気がするー。

…LRAに比べれば,アルシャバブは人でなしのろくでなし度はまだまだはるかに可愛いほうかと。
返信する

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