モガディシュでは，最近2週間ほどで11の首なし死体が発見されたという：
Garowe Online Somali Islamists behead 11 civilians in capital 26 Aug 26, 2011
下部に明記されているように，Garowe Onlineのこの記事は以下のAPの記事の転載：
Garowe Online Somali Islamists behead 11 civilians in capital 26 August 2011
Abdi Guled氏の署名記事。
アルシャバブは一応，首都（のほとんど全域）から撤退したが，一部に巣食っており，また個人的に活動する分子も相当数市中をうごめいている様子。どうも金曜日は，彼らが未だ首都に健在であることをアピールする日となっている模様だという。
「私たちは，毎日，路上に転がる首なし死体と出っくわすんですWe wake up with beheaded bodies on the streets every day」とHewila地区のAbdinur Marwanは言う。「かれらは，アラーが禁じたこと（ムスリムによるムスリム殺害）をしてるくせに，自分たちをムスリムだって言うんですよ！ みんな，ここからどこかに行きたがっています。だって誰もがヤギのように殺されていますから」
アルシャバブは「戦略的撤退」をしたが，その新戦略とはこのように首切り死体を用意することであるらしい。先週Suqa Holaha地区で発見された首なし死体は，2体はソマリア暫定政府軍の制服を着ていたものの，ほかの3体はそうではなかったという。
またYaqshidでは，アルシャバブはロバ馬車の運転手を殺害したという。先の火曜日には二名の男性・16歳の少年をスパイ容疑で銃殺したとか。
このアルシャバブによる首切断刑の（いまさらの）多発については，この極最近，少々報道の数が出た模様。他にも：
Reuters Africa Somali militants behead boys in Mogadishu attacks Fri Aug 26, 2011 9:47pm GMT
こちらの記事では，少年（未成年）を次々殺害していることに力点を置いていること，異なる。
とある19歳の少年―モガディシュから13kmほど北西にあるGaras Baleyla村の―がある水曜日，突如，覆面をした男たちに誘拐された。翌木曜，彼の首なし死体は，手足を縛られ・下くちびる及び前歯は喪失した状態で，モガディシュの元パスタ工場で発見されたという。
人々は，次はだれが殺されるのか戦々恐々。とまれ，アルシャバブが組織の再構築をすませ，ゲリラ戦用組織としてモガディシュに帰ってくることはもはや時間の問題であるという。
Garowe Online Somali Islamists behead 11 civilians in capital 26 Aug 26, 2011
下部に明記されているように，Garowe Onlineのこの記事は以下のAPの記事の転載：
Garowe Online Somali Islamists behead 11 civilians in capital 26 August 2011
Abdi Guled氏の署名記事。
アルシャバブは一応，首都（のほとんど全域）から撤退したが，一部に巣食っており，また個人的に活動する分子も相当数市中をうごめいている様子。どうも金曜日は，彼らが未だ首都に健在であることをアピールする日となっている模様だという。
「私たちは，毎日，路上に転がる首なし死体と出っくわすんですWe wake up with beheaded bodies on the streets every day」とHewila地区のAbdinur Marwanは言う。「かれらは，アラーが禁じたこと（ムスリムによるムスリム殺害）をしてるくせに，自分たちをムスリムだって言うんですよ！ みんな，ここからどこかに行きたがっています。だって誰もがヤギのように殺されていますから」
アルシャバブは「戦略的撤退」をしたが，その新戦略とはこのように首切り死体を用意することであるらしい。先週Suqa Holaha地区で発見された首なし死体は，2体はソマリア暫定政府軍の制服を着ていたものの，ほかの3体はそうではなかったという。
またYaqshidでは，アルシャバブはロバ馬車の運転手を殺害したという。先の火曜日には二名の男性・16歳の少年をスパイ容疑で銃殺したとか。
このアルシャバブによる首切断刑の（いまさらの）多発については，この極最近，少々報道の数が出た模様。他にも：
Reuters Africa Somali militants behead boys in Mogadishu attacks Fri Aug 26, 2011 9:47pm GMT
こちらの記事では，少年（未成年）を次々殺害していることに力点を置いていること，異なる。
とある19歳の少年―モガディシュから13kmほど北西にあるGaras Baleyla村の―がある水曜日，突如，覆面をした男たちに誘拐された。翌木曜，彼の首なし死体は，手足を縛られ・下くちびる及び前歯は喪失した状態で，モガディシュの元パスタ工場で発見されたという。
人々は，次はだれが殺されるのか戦々恐々。とまれ，アルシャバブが組織の再構築をすませ，ゲリラ戦用組織としてモガディシュに帰ってくることはもはや時間の問題であるという。
あのアルシャバブだろうと，一応，『こいつは裏切り者で異教徒のスパイなので，つまり背教者であるから，ただの異教徒より超罪深いヤツです！』って裁判してから殺すじゃないですか。
たとえば：
http://blog.goo.ne.jp/teiresias/e/b26ab9e1427a9e455af62ea0c0c628ec
上の例だと，政治犯・思想犯の合法的暗殺といったところですが，今のモガディシュはもちょっと嫌げなところのようで，上掲Reuters Africaの記事の引用：
>"Al Shabaab beheaded my cousin, Qadar Omar Siyad, yesterday. For the past few days, the group has been announcing beheadings in mosques in the city. They even said most Muslims in mosques are infidels,"
『今モスクにいるようなムスリムって，ほんとはほとんど背教者だよー。モスクに首ちょんぱ死体を置いておくから，みんな，誰が本当のムスリムなのか考えておくとよいよ☆』
…の御様子。