ワンゲル時代の山の本は今も大切に持っています。
1 「九州の山 アルパインガイド」 山渓
「九州の山」は、あの当時のワンゲル部員はたいてい持っていました。私のは「昭和53年版⑨」となっていますから、大学に入学したときのです。
2 「上高地・槍・穂高 常念・燕・乗鞍岳」 山渓
当時のガイドブックは情報量が豊富です。活字が小さい分、文字がいっぱい詰まっています。写真も白黒で小さいく、今のガイドブックと比べると地味ですが、書いてある内容には今のそれはおよびません。今ではお節介と言われるようなマナー面や気持ちの持ちようまで書いてあります。今年北アルプスに行くにあたり読み返しましたが、文章に著者の山に対する哲学がにじみ出ていて、読みごたえのあるものでした。ちなみに、著者は三宅修さんです。
-中身-
3 「登山指導者研修会テキスト」 文部省
当時の文部省が出している堅い本ですが、このテキストを使って合宿前に遭対(遭難対策)の講習会をしていました。
4 「山の気象と観天望気」 日本登山学校編
同じく気象の講習会で使っていたテキストです。今は山の上でも携帯で天気に関する正確な情報を入手することができますが、当時は午後4時の気象通報をラジオで受信して自分たちで天気図をつけていました。それと五感による観天望気。これは今でも役に立っています。
5 「高山植物入門 見分け方と写し方」 白旗志朗 山渓
花を見たり写すのは好きですが、名前を覚えるのは苦手です。この本は阿比留さんにもらったものです。
6 「SONG '80 うたごえ SUWV」
以前も紹介しましたが、手作りの歌集です。大塚さんの編集だったと思います。「遠き山に日は落ちて」から始まって「シャローム」まで、全52曲。「坊ケ鶴讃歌」(←当時の表記)は7番まで載っています。ミヤマキリシマのくだりは当然「ピンク」となっています。
→ 「ミヤマキリシマ咲き誇り 山はピンクに…」
→ 「やっぱりピンク」
→ 「てっちゃんの歌の本」
7 「'79-MOUNTAINEERING EQUIPMENT」('79 登山用品カタログ)
-裏表紙-
中にはあの頃の登山用品がギッシリ載っています。一年生の頃、入部早々に小倉の「みづた山の店」に連れて行かれました(強制連行?)。何も分からないまま登山靴、靴下、雨具、ニッカズボンを買いました(買わされました)。高価な登山靴を買ったら簡単には辞めないだろうといういう、新入部員をはなさないための作戦だったようです。また、一年生は餞別等でお金を持っていることも先輩達はちゃんとご存知でした。連れて行ってくださったのは二年生の岡崎さんでしたが、お元気でしょうか?
8 「木霊」
「1978年版」
「1980年版」
1980年版は、自分たちが執行部だったときのもの。何度も読み返しているうちに表紙が取れてしまいました。
→ 「忘れえぬ言葉『木霊』より」
次回は、これに載っている「大崩に行ったころ」を紹介します。(書いたのは同期の一人です。)
1 「九州の山 アルパインガイド」 山渓
「九州の山」は、あの当時のワンゲル部員はたいてい持っていました。私のは「昭和53年版⑨」となっていますから、大学に入学したときのです。
2 「上高地・槍・穂高 常念・燕・乗鞍岳」 山渓
当時のガイドブックは情報量が豊富です。活字が小さい分、文字がいっぱい詰まっています。写真も白黒で小さいく、今のガイドブックと比べると地味ですが、書いてある内容には今のそれはおよびません。今ではお節介と言われるようなマナー面や気持ちの持ちようまで書いてあります。今年北アルプスに行くにあたり読み返しましたが、文章に著者の山に対する哲学がにじみ出ていて、読みごたえのあるものでした。ちなみに、著者は三宅修さんです。
-中身-
3 「登山指導者研修会テキスト」 文部省
当時の文部省が出している堅い本ですが、このテキストを使って合宿前に遭対(遭難対策)の講習会をしていました。
4 「山の気象と観天望気」 日本登山学校編
同じく気象の講習会で使っていたテキストです。今は山の上でも携帯で天気に関する正確な情報を入手することができますが、当時は午後4時の気象通報をラジオで受信して自分たちで天気図をつけていました。それと五感による観天望気。これは今でも役に立っています。
5 「高山植物入門 見分け方と写し方」 白旗志朗 山渓
花を見たり写すのは好きですが、名前を覚えるのは苦手です。この本は阿比留さんにもらったものです。
6 「SONG '80 うたごえ SUWV」
以前も紹介しましたが、手作りの歌集です。大塚さんの編集だったと思います。「遠き山に日は落ちて」から始まって「シャローム」まで、全52曲。「坊ケ鶴讃歌」(←当時の表記)は7番まで載っています。ミヤマキリシマのくだりは当然「ピンク」となっています。
→ 「ミヤマキリシマ咲き誇り 山はピンクに…」
→ 「やっぱりピンク」
→ 「てっちゃんの歌の本」
7 「'79-MOUNTAINEERING EQUIPMENT」('79 登山用品カタログ)
-裏表紙-
中にはあの頃の登山用品がギッシリ載っています。一年生の頃、入部早々に小倉の「みづた山の店」に連れて行かれました(強制連行?)。何も分からないまま登山靴、靴下、雨具、ニッカズボンを買いました(買わされました)。高価な登山靴を買ったら簡単には辞めないだろうといういう、新入部員をはなさないための作戦だったようです。また、一年生は餞別等でお金を持っていることも先輩達はちゃんとご存知でした。連れて行ってくださったのは二年生の岡崎さんでしたが、お元気でしょうか?
8 「木霊」
「1978年版」
「1980年版」
1980年版は、自分たちが執行部だったときのもの。何度も読み返しているうちに表紙が取れてしまいました。
→ 「忘れえぬ言葉『木霊』より」
次回は、これに載っている「大崩に行ったころ」を紹介します。(書いたのは同期の一人です。)