パンフレット「九州巨木物語」 武雄市、熊本市、姶良市の3市が合同で出しています。
今回は、武雄市にある「武雄の大楠」と「塚崎の大楠」を見に行ってきました。
【武雄の大楠】
武雄神社の境内から脇道の竹林を過ぎると…
ありました。見る人を圧倒する存在感です。
樹齢3000年、樹高30m、幹回り20m、全国7位の巨木だそうです。
幹の中は空洞化しており、12畳敷の広さがあるそうです。かすかに祠が見えています。
【塚崎の大楠】
塚崎の大楠は、「武雄の大楠」がある武雄神社から歩いて5分のところにありました。
これも樹齢3000年を越えると言われていますが、残念ながら落雷により上の方が失われています。在りし日の姿を想像するとき、畏怖の念を抱かずにはいられません。
こちらも九州オルレ・武雄コースの中に組み込んでありますが、一般の観光客でここまで訪ねてくる人は少ないようです。木の囲いもないので根の下をくぐって中に入ることができます。
中は、クスノキ独特の臭いが漂っていました。天然の防虫剤です。
木の幹の中に、これだけの空間があるのですからすごいですね。
おまけの【夫婦檜】 武雄神社にありました。
根
枝
枝が癒着しているかどうかは分かりませんが、連理木ではないようでした。
いつになるか分かりませんが、冒頭のパンフレットに紹介してある熊本の楠も見に行きたいと思っています。
【大楠バックナンバー】
・鹿児島県姶良市 蒲生の大楠
・佐賀県武雄市 川古の大楠
・長崎県諫早市 城山の大楠
・長崎県島原市 民家の大楠