TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

ピンクの登山道 ~ 雲仙のミヤマキリシマ

2015年05月11日 | 山(県内)
雲仙仁田峠のミヤマキリシマは今が盛りです。


仁田峠の駐車場とミヤマキリシマ。


表題の「ピンクの登山道」 ロープウエーを使わず、妙見を目指してゆっくりと登っていきました。




国見岳に続く稜線。


国見岳山頂。多くは蕾で、花の見頃は1週間後ぐらいでしょうか。


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多良岳サバイバル登山?

2015年05月05日 | 山(県内)

(色鮮やかなミツバツツジ)


(ツクシシャクナゲのつぼみ)


ここ数年、連休の登山は渋滞を避けて近くの多良岳と決めている。

黒木に車を駐め、さあ出発しようと思ったらザックを忘れてきたことに気づいた。痛恨のエラーである。
大村市内に買いに行くにしても時間のロスが大きすぎる…。そこで車の中を探して洗濯物を入れるランドリーバックを発見し、それに必要最低限の弁当と水筒、非常食という名のおやつ、ウインドブレーカーを入れて肩に掛けて登ることにした。ちょっとしたサバイバル登山である。


必要最低限の荷物(ほとんどが食料)


意外とコンパクトに収まった


ところがだ、5分と歩かないうちに異変に気づく。袋がビニール製のため重みに耐えきれず絞り口のところが切れかかってきた。さあどうする、天山歩荷…。



原因は水が重いせいである。切れかかったバッグでは、とても登山には耐えられない。車の中にシューズ袋があったのを思い出し引き返す。手に持って登るのは大変なのでテントの張り綱を使って腰にさげることにした。(ロープや細引きの類いはアトレーキャンピングに常時積んでいる)
「窮すれば通ず」とはよく言ったものである。


こんな感じ。ウエストバッグだけでもあったのが不幸中の幸い(これにはカメラと貴重品)。

他の登山者の目にはどう映っただろうか。

持って行くはずのザックに入れていたのは、雨具、ストーブ、コッフェル、カップラーメン、マグカップ、ヘッドライト、医薬品、地図、コンパス、替え着、エアー座布団…。結局これはないならないでもよかったということか。ただし、天気が晴れと確定している地元多良岳の場合。
(「山をナメとんのか!」と0先輩の声が聞こえてきそう…)


シャクナゲを見るなら舞岳コースに限る(はずであった…)。例によってマムシ草のお出迎え。今年もあえてよかったね…


今年はシャクナゲの裏年なのか、例年の半分も咲いていなかった。また、4月が暖かすぎたせいか花の盛りを過ぎていた。そういう中やっと見つけたツクシシャクナゲ。




ピンチを救ってくれたシューズ袋と張り綱。


そのおかげで食べられたお弁当。本日は赤飯とあじの南蛮漬け。本当はこれにカップ麺が付く予定であった…。


舞岳の後に登った経ヶ岳。


細々と流れる様から命名された「そうめんの滝」 2月に登ったときには凍りついていた → 「ソウメンの滝


西岳を経由して西野越。夏に黄色い花を咲かせるオオキツネノカミソリの群生。夏に向けて青々と葉を茂らせていた。ここから黒木に下山。


無事に下山できたことに感謝。


【本日のコース】

黒木 → 舞岳 → 経ヶ岳 → 平谷越 → 中山越 → 笹岳 → 西岳 → 西野越 → 黒木

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「あざみの歌」

2015年05月05日 | 上山の四季
上山で見つけたアザミ。








山の詩に「あざみの歌」があります。ワンゲル時代のてっちゃんの歌の本にも載っていました。当時はほとんど歌っていませんでしたが、ある日、倍賞千恵子さんが歌う「あざみの歌」を聞いていっぺんで好きになりました。この歌詞に描かれている女性は倍賞さんのような方でしょうか。また、彼女の清らかな歌声を聞いていると、心がどんどんと澄んでいきます。



 「あざみの歌」 
         作詞:横井弘 作曲:八洲 秀章


 山には山の うれいあり
 海には海の 悲しみや
 まして心の 花園に
 咲きしあざみの 花ならば

 高嶺の百合の それよりも
 秘めたる夢を ひとすじに
 くれない燃ゆる その姿
 あざみに深き わが思い

 いとしき花よ 汝はあざみ
 心の花よ 汝はあざみ
 さだめの道は 果てなくも
 かおれよせめて わが胸に



倍賞さんの歌声はここで。 → 「あざみの歌

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連休中の上山

2015年05月04日 | 上山の四季
遠出ができず、いつもの上山へ。すると…



やめてくれ~!駐車場の場所取りでしょうか、1つだけ空いているスペースに椅子が置いてありました。

南口の公園には菖蒲が咲いていました。





森の中に入っていくと白いキノコでしょうか、土の中からむっくりと顔を出していました。





よく見ると馬の顔に見えます。名前を知っている方は教えてください。



上山山頂の広場。



北口へ下りて、愛宕山の石段に向かうと後光が差していて、さしずめ天国への階段といった感じでした。

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おいしい卵

2015年05月02日 | その他
先日の同期の会で、「おいしいものを食べようと思ったら、やっぱり自分で作らないと…」と言ったところ
「たまにしか作らないからそういうこと言えるのよね。毎日作る人の身にもなってみてよ」と、女性軍から非難ごうごうでした。女性軍のご指摘ごもっともです。

「自分で作らないと…」の真意ですが、私のところは共働きなものですから、お互いに仕事が忙しいときにはスーパーのお総菜や店屋物になってしまいます。コンビニの弁当もそうですが、たまに食べる分にはインパクトのある味でいいのでしょうが、続くと飽きてしまいます。ですから、おいしいものを食べたいなと思ったら自分の好みにあったものを自分で作るのがベストなわけです。別に手の込んだものを作るわけではありません。

例えば卵…。



訳あって父が私に買ってくれた雲仙ブランドの卵ですが、この卵が実にうまい!
熱々ご飯にシンプルな卵かけご飯と味噌汁。これだけで十分です。

また、先日「秘密のケンミンSHOW」でも紹介された五島うどんの地獄炊きにも最高の卵でした。



地獄炊きは、ゆでたうどんをそのまま溶き卵と生醤油にからめて食べるといったシンプルな食べ方です。私の場合、溶き卵に市販の濃縮2倍のめんつゆを加えるのがポイントになりますが、これが実にうまいのです。
卵かけご飯や、五島うどんの地獄炊きは一例です。これらも続けば同じように飽きるわけでしょうが、その時その時の体調で、自分が食べたいと思うものがお店にない場合、時間をかけてでも自分で作るという行為もいいなと最近思うようになったわけです。
「どうせたまにでしょう」と陰の声が聞こえてきそうですがその通りです…


ところで、この卵は85歳になる父が私に買ってくれたものです。私は毎月定期的に父を病院に連れて行っています。この前の病院の帰り、時間がなかったので父を車に残して買い物を済ませようとしたら、父が車から降りてきて店の中を物色し、卵を2パック手に持って混雑しているレジに並びました。早く職場に戻らなければと焦っていたものですから、帰りの車中私は不機嫌でした。帰りしなに私に「食べなさい」と卵を渡されて、「(時間がないのに)もお…」とその時は思ったのですが、その夜、20個の卵をしみじみと見てたら涙が出ました。そんな卵だから余計においしく感じたのかも知れません。

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