TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

雲仙のオオヤマレンゲ

2021年06月08日 | 山(県内)
雲仙にもオオヤマレンゲがあることを知ったのはつい先週のことです。
そのとき見た蕾が気になっていたので、昨日また登ってきました。

仁田峠から鶯谷を経て紅葉茶屋を目指します。

平日の午後なので人はほとんどいません。

道沿いのヤマボウシ


道脇の「ウンゼンザサ」


クマザサと思っていたら雲仙の固有種だそうで、よく見ると確かに葉がクマザサよりもスリムです。

蝶がいました。




なぜか猫もいました。どうして? 鬼人谷から風穴に向かう山奥に。


風穴


白っぽい冷気が確認できます。


北の風穴を過ぎると、道沿いに咲いていました!



前回の蕾が花を咲かせていました。



さらに進んだところにも













森の貴婦人に出会えて大満足です。
今回はこの花を見るのが目的でしたので、普賢岳には登らず来た道を引き返しました。

再び風穴 日が当たり白い冷気がハッキリ見えています。


ヤマボウシ


午後4時の仁田峠駐車場 今回もガラーン


吹越トンネル


ヤマボウシも満開のようです。次は九千部岳かな…
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雨水の貯水タンク

2021年06月06日 | 畑・園芸・工芸・片付け
早々と梅雨に入ったかと思うと今度は日照りが続いています。
サツマイモを植えるタイミングを見計らっていたのですが昨日植えました。



しばらく雨が降りそうにないので水やりを工夫しました。
畝の苗を植えた所にくぼみを作り、水が溜まるようにしました。





これなら水が流れないので、水が有効利用できます。
水の有効利用についてですが、先日父の工夫の跡を発見しました。
それは雨水をためる貯水タンクです。



父が亡くなって3年目のサツマイモ作りになるのですが、今までこの貯水タンクの存在に気づきませんでした。
父はずいぶん前からこれを作り、野菜づくりに使っていたはずなのですが…

それは廃材を利用して作った掘っ立て小屋の一角にありました。
ブルーのドラム缶がそうです。


視界には入っていたのですが、蓋がしてあったことと、次から次に生えてくる雑草対策に追われ、それが何なのかを確かめようともしませんでした。今年、少しずつ畑の周辺を片付けていて、覆っていた蓋を取ってみて、それが雨水の貯水タンクであることに気づいたのです。







掘っ立て小屋も雨樋もすべて廃材利用です。それらは見た目が悪いので、物を捨てることができないない父の貧乏性を疎ましく思っていました。でも、最近になって考えが変わりました。父はいろんな工夫を楽しみながら野良仕事をしていたんだと。この貯水タンクに限らず、裏の畑の周囲には父の工夫の跡が随所に残っています。それらを発見する度にもっと父と一緒に野良仕事をし、もっと父と話をしておけばよかったと思います。
この貯水タンクににしても、「これいいね」と一言ほめていたら父はどんなに喜んだことでしょうか。

父のことを思いながら今年もサツマイモを植えました。
しばらくは雨が降りそうにないので、雨水をひしゃくで1本1本に掛けています。




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雑木を切る③ 後処理編

2021年06月04日 | 畑・園芸・工芸・片付け
作業3日目は切った枝の後処理です。
作業の前に、量販店を回って段ボール箱集めをします。できるだけ大きめの箱を分けてもらい、箱に切った枝を詰め込むわけです。













軽トラを持たない私は、この段ボール箱を車に積み込んでクリーンセンターに捨てに行きます。

クリーンセンターに捨てたところ。
6箱の60㎏でした。




太い幹は桜の根元に積んでいます。


乾燥させて焚き火用の薪にします。


枝の後処理が済んだので、3日目はこれで終わってもよかったのですが、きれいになったらなったで欲が出て、この日はさらに高いところの枝切りに挑戦しました。



どこにいるか分かりますか?



ここですよ。



電鋸片手に梯子を登り、高いところの枝を落としたところで3日目の作業終了です。
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桜並木を圧迫する雑木を切る②

2021年06月04日 | 畑・園芸・工芸・片付け
翌日、鋸の歯が帰ってきました。


歯に触ってみると一つ一つの山に指が引っ掛かるようになっていました。
試し切りをしてさらにビックリ。別物のような切れ味になっていました。

刃の目立てをしてくれた方とお話をしました。
70過ぎの方で元は畳職人だったそうです。仕事柄、刃物を研ぐのは得意だそうです。
また、引退後はボチボチと半蔵川沿いの土手をきれいにしているそうで、同じように桜並木の手入れをしていた私に声を掛けたというわけでした。

その方がボランティアできれいにされている土手



さて、雑木切り2日目


脚立を使って高いところの枝を切り始めました。


さらに、脚立を梯子にして高い所の枝を切り落としてから幹も切ります。




手入れしてもらった鋸は面白いように切れました。
よく切れるものだから調子にのりすぎました。
大きな幹を切り倒そうとしていたとき、倒れる幹に鋸が挟まり、幹の重みで鋸の歯がよじれてしまいました。
付け根から曲がってしまった鋸の歯を元に戻そうとしたら折れてしまいました。



ショックです。せっかく目立てをしてもらったのに…

太い幹はチェンソーにするべきでしたが後の祭りです。
愛用の電動鋸は別の刃に替え、そしてチェンソーとでどんどん作業を進めました。



幹を切り倒しました。




切り倒した幹をチェンソーでさらに小さく切ります。






切った枝の処理は翌日することにして作業2日目はここまでです。


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桜並木を圧迫する雑木を切る①

2021年06月03日 | 畑・園芸・工芸・片付け
私の家の前にはサイクリングロードがあり、道に沿って桜とツツジが植えられています。

青々と葉が茂る桜


ところが、よく見ると


楠など大きくなった雑木が桜を圧迫しています。





楠は常緑樹なので、桜が葉を落とした冬はハッキリ分かります。


(冬の様子)

日が当たらないと桜の枝は枯れます。
気になっていたので、市役所に相談したところ
「そこは県の管轄なので県の振興局に伝えます。来週くらい県から連絡が来ると思います」とのことでしたが、県から連絡がくることはありませんでした。
枯れた桜の枝が落ちて人が怪我でもしないと動かないのでしょうか。

桜と楠の葉のせめぎ合いを見かねて一念発起、自分で雑木を切ることにしました。


1回目は低いところの枝を切りました。






愛用の電動鋸


作業中に、まったく知らない通行人から「鋸は切れるね」と声を掛けられました。
「切れますよ」と答えたのですが、
「どれ、見せてみんね」と私の鋸の刃を触ってみて
「これは切んばい。目立てばしてやるけん」と1日預かっていかれました。
全くの他人なのに親切な方がいらっしゃるものだ。

切った枝は軽トラ代わりの愛車でクリーンセンターに持っていき1回目の作業は終わりました。



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