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てらまち・ねっと



 昨日は、【◆放射線治療の専門医から説明。「今は、肺の出血した部分は止血剤で『かさぶた』として固めているような状態」】というところまで書いた。

 6日目になる7月15日に専門家から上記の説明があった。
 その後、連休を挟むので、その間のことは、昨日、要約的にメモしておいた。

◆10日目 7月19日 放射線治療 8グレイ、1回
 外来患者はあらかじめの時間指定で治療が進んでいくけど、「入院患者」の場合は、基本は、「予定患者の空いた隙間」に入れるらしい。
 だから、いつお呼びがかかるかわからないので、部屋で待機状態。

 ・・・・それにしても遅いなぁ、もう今日はないのかなぁ・・・と真面目に考えるような17時になって、「放射線治療のところに行くように」という声がかかった。

 私は、昨年秋以来、左肩あたりや左脇あたりの転移に伴う痛みへの対処として、放射線治療を4回受けていたので、この日の流れも想定できるし、照射時間なども見込みができる。

 他方で、「放射線治療」という手法の特徴として、まったく痛みもかゆもなく、あっさり、あっというのこと。
 だから、リポートすることもない。初めてなら「こころワクワク」のそのように書けるのだろうけど・・・

◆11日目 7月20日 むろん、何の違和感もない。
 放射線治療から1日。  
 ≪今の肺出血が止まる、処置がかなわなければ 早く言えば、「アウト」
      から ⇒ とりあえず「セーフ」≫と感じることがで来た。

◆12日目 7月21日 採血、輸血、緩和ケアチームの診察
 この日は7時前に「採血」があった。

  ★先に「緩和ケアチーム」の診察があった。
 ここは、痛みの管理をしてくれていて、オキシコンチンやオキノームなどの麻薬系の痛み止めの量や適正使用を点検してくれている。
 7月19日ごろから、左の脇のリンパ節転移の痛みが全くなくなっていた。臨時的に使う「オキノーム」もそれ以降使っていない。
 私は、麻薬による痛み止めが習慣化するのは嫌なので、現在は痛みがなく、しばらくの間もそう見込めるから、オキシコンチンを減らす方向で考えてほしい旨、希望した。
 もちろん、今後、新たなリンパ節転移などで痛みが生じたら、その時は痛みに応じてまた増やすのは当然として。
  
※  緩和ケアチーム (名古屋大学病院,化学療法部,がん薬物療法,腫瘍内科) 緩和ケアとは 
緩和ケアとは、がんなどの悪性腫瘍による痛みを始めとする苦痛を軽減する治療をするだけではなく、精神的な不安などを和らげ、患者さんとそのご家族が、より豊かな生活を送ることができるように支援する医療のことです。

 ・・このような症状のある方はご相談ください
痛み、息苦しさ、吐き気、食欲がない、お腹がはって苦しい、手足のしびれ、眠れないなど身体に感じる様々な症状
不安、いらだち、気分が落ち込む、恐れ、といった心の痛み・問題・・
 
★ えっ・・輸血・・・
 主治医の通常の外来診察日でもあるから、そのうち、お呼びがかかるだろうと思いつつ、待機。
 ところが、緩和ケアチームのしばらくあとに来たのは看護師さんたち。
 今朝の血液検査の結果のA4の用紙をもって、「これが今朝の検査結果です」・・・
 手に、点滴の道具や関連用品を持って
   ・・・・・「輸血するようにとの指示です」・・・。

 例えば・・・「ヘモグロビン」の値が、基準で「下限 13.7 上限 16.8」のところ、私の今朝の値は「6.9」。
 歴然とした低値。

   「輸血」の心の準備のない私は、驚いた。なぜ、このタイミングでそんなことになるの!!??

 でも、パートナーはあり得ることと考えて、この日も来ていたらしい。
 「出血したばかりで、あと何もしていないから、輸血もあり」と思ったという。

 なんか、一人甘かった・・・だけ、か。

 ともかく、点滴スタンドに道具がセットされ、まず、血管が確保されてから、食塩水を落とす。
 次に「赤い血液のパック」から「真っ赤な血液」が、スピードは自動でコントロールされて、静かにチューブから体内に入っていく・・・輸血量は「2単位」。

  なんか・・・ともかくこの日は済んだ。

 なお、昨7月21日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,827 訪問者数864」。

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