この数日、12月以降の治療のことを整理している。
今日は、放射線治療のことに入りたい。
私が初めて放射線治療を受けたのは昨年10月。「5日間×4グレイ」の照射治療を受けて、半年以上抱えていた「左脇付近の痛み」がその治療期間中に消失した。
看護師さんたちは、そんなにすぐに効くことはあるはずがない、効果が出るのに数週間はかかるはず、と驚いていた。
私が実際に痛み止めも服用しなく良くなったことを話すとなっとくしてくれたふう。
さて、今日は、まず、一昨日と昨日に報告したことの復習。
★≪※ 2022.2.9ブログ ◆今年最初の診察は、CTと「骨シンチ」の予約に 走った/放射線治療の紹介状のため
1. まず、初めての放射線治療(昨年10月)の要約
2. 名大病院の泌尿器科の主治医の月例の診察が1月6日
3. CT撮影と「骨シンチ」の予約に走った ≫
★≪ ※ 2022.2.10ブログ ⇒ ◆CTの画像診断の説明と私にとっての意味づけ/骨シンチの結果の AI による判定・集計の比較
4. 1月6日の緊急のCTの画像診断・読映医の所見から
5. 前項4のCTの画像診断の私にとっての意味は
● まず、良いこと
● 次に、「今回の痛み」=「今回の放射線治療のポイント」との関係が見えたこと
6. 1月11日の癌の骨転移を映し出す「骨シンチグラフィー」検査の結果から
7. 前項6の1月11日の骨シンチの結果を私から見ると ≫
では、今日のまとめにはいる。
8. 「身体の中で癌が動いている実感」が分かるなんて??!!
昨年12月から、左肩が居たくなり、年が明けても、その痛みは増すばかり・・・
12月20日過ぎには、「これは、癌が動いている。腫瘍マーカー PSAは確実に上がる」と思った。
フツーに考えると、「癌が動いてる」と自覚できるなんて、想像できないことだろう。しかし、2年間に告知されて、身体と対話せざるを得ないことを繰り返してきた私は、今回は、素直・敏感に癌の動きを察知できた。
●痛みがある=癌が活発に動いている=腫瘍マーカー PSAは上昇して当然
12月09日 374
12月23日 416
01月06日 529
01月20日 461
02月03日 604
(※1月前半の低減は、1月11日から新しいホルモン療法薬・アビラテロン・ザイティガに変えたことが理由か)
9. 名市大での放射線治療のための紹介状(1月11日に完成)
1月6日の診察で主治医が、12月からの痛み、左肩の痛み部などを私が申告し、そこを確認してすぐに
「そりゃたいへんでした。すぐに、放射線で治療してもらうよう、紹介状を作ります」と対応してくれて、CTや骨シンチの検査をしたことは、昨日までに書いた。
骨シンチの検査が1月11日13時半過ぎに済んで、主治医はあらかじめそこを見越して同日14時半に診察予約を組んでいた。
紹介状には、「左肩甲骨や左肩の痛み」を書いていただく段取りだが、私としては、1月初めから、右足の付け根あたりがピクピクと痛みが走ることがあったので、そこも治療の依頼事項に書き加えてもらった。なぜなら、また、改めて紹介状を書いてもらうのは余分な手間だから・・
10. 今は、病院と病院の間は「地域連携」担当があって、すぐに連絡が取れるシステムになっているらしい
前項の紹介状とCTや骨シンチのデータが確定した。
診察が終わって、
まず、名大病院外来棟1階の病診連携の他院への紹介状の受付窓口に行って、名市大への紹介状を見せて、先方の予約手続きを申し込んだ。私は、「一日も早く」と希望していることを伝えた。受付は、あっという間に済んだ。
次に、すぐ横の病診連携の文書の係に回って、紹介状を出した。ちょっと待ってくださいということで、椅子に座っていたら、すぐに指定データがDVDにコピー、タイトルもつけられて封筒に入れられて、渡された。
これで、この人の診察や手続きは全て終わり。会計を済ませて病院を出る。
11. 名市大での放射線治療はすぐに予約できたけれど、私の想定外の帯状疱疹で延期した
翌12日朝には、携帯に電話がかかってきて、「名市大放射線の・・・予約が1月17日」になりました。これで いいですか、との通知と確認が来た。
もちろん、即OKし、お礼を申し上げた。
ところが、すでに1月にこのブログに書いてきたとおり、「帯状疱疹」を発症したことが、1月14日に岐阜の皮膚科で確定 (「初めて発症した『帯状疱疹』」の記 )。
帯状疱疹をこじらせたら、癌の治療とは別の意味で大変なことになると判断し、その日に「名市大病院」に電話し、1月17日の診察を2週間、延期してもらうことにした。
。。。また、腫瘍マーカー PSAは上がっていくけど仕方ない、とあきらめざるを得ない、つらいタイミングだった。
実際、上記のとおりPSAは、「1月20日 461」が「2月3日 604」と上がった。
12. やっと放射線治療のための医師の問診を受けることができたのは1月31日。
ともかく、帯状疱疹はすんなり経過して、1月25日には、皮膚科医も「も大丈夫ですよ」と判断してくれた。再発は?? と質問したら「5年間は発症しないでしょう」との即答が来た。
そして、1月31日、待ち焦がれた「名市大病院」での10月にもお世話になった医師との面談にこぎつけた。
医師は、「肩甲骨の痛みは、肩甲骨が原因ではない。(CTでも指摘の)リンパの腫れが原因。
ちょうど、その下のところには、たくさんの神経が集まっているから痛みも出よう」
「それに、左肩甲骨は10月の時に、少し照射しておいたし」との趣旨の説明。
ということで、「今回は左のリンパの腫れのあたりにしましょう」ということになった。
10月の治療と同様の「4グレイ×5日間」でいいでしょう、との旨。
今回は、2日後の2月2日から照射開始となった。
13. 放射線治療のための「治療計画CT」へ移動
診察は前回後のこと等も話し合った。
終わって、しばらくして「治療計画CT」のための部屋へ移動。
マーカーで線を引いたり。CT撮影も。
ただ、最後の日程調整のとき、2月2日は患者さんが多くて「17時から」で良いなら、という提案があった。
一刻も早く、放射線治療を開始してほしい私は、即、OKした。技師の皆さんに、残業をさせることは申し訳ないと思いつつ・・・
14. 昨年の治療は日帰りしたが、今回は2泊3日 プラス 1泊した
名市大病院での放射線治療が2月2日から3日連続で、しかも、2月3日の午後には名大病院泌尿器科の月1回の診察も組まれている。だから、昨年の放射線治療の5日間は全て日帰りしたが、今回は、連泊することにした。
高速代やガソリン代、往復の時間×日数を概算すると、宿泊した方がずっとリーズナブルだし、時間もゆとりがある、ということに初めて気づいた。
今回の3日から5日は、金山駅のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋に泊まった。
コロナで、通常は高額なホテルが、「1万2千円/2人・一泊素泊まり」と激安。
しかも、両病院までは、車でそれぞれ10分ほど。
こんか報告してブログも、やっと実際の照射のことや私の痛みの変化の報告にたどり着いた。ただ、もう23時になるので、明日にする。 それを書けば今回の治療のことの報告は一区切りとなる。
いつもながら、関連の資料として、今日は、ブログ後半に次をつけておく。
※ 治療計画CTの注意点 /国立がん研究センター東病院/★治療計画CTとは/
それと、「二泊三日のプチ旅行」となった今回のホテルのことを載せておく。
なお、昨日2月10日の私のブログへのアクセスは「閲覧数1,609 訪問者数903」。
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●金山駅のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
左がアスナル、金山総合駅がすぐ下に見える。
ホテルのロビーではひな飾り。
次の日も同じプランで泊まった。
※ 治療計画CTの注意点 国立がん研究センター東病院
★治療計画CTとは
治療計画CTとは、治療の放射線の細かな当て方や線量を決めるためのCT撮影となります。また、毎回の治療時に出来るだけ同じ体位になれるようにすることで、毎回の照射位置の精度をより高くする目的があります。このために、放射線治療の精度を左右する重要な過程になります。・・・(略)・・・
★マーキング(目印)について
治療初回時に利用する目印になる大切なマーキングです。
治療計画CT撮影終了時に、治療する際の最初の目印として、油性ペンでマーキングします。
マーキングは直接皮膚表面に線を書く場合と、お面などの固定具に書く場合があります。
水に濡れる程度では落ちることはありませんのでお風呂に入ることは問題ありませんが、強くこすったり拭いたりして消さないよう注意してください。・・・(略)・・・
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