人を動かす を読みました。
これは、すごい本です。
もっと早くに読むべきでした。
社会のなかで生活する上で、人と接するなかで、意思疎通を円滑に図る為の
エッセンスがたくさん書かれています。
それぞれのエッセンスが、納得できるもので説得力があるので、このポイント
を頭において、常に行動し生活できると良い影響の循環ができてくると直感
させられる内容です。
読む人によって、それぞれのエッセンスは、自ずともっているものと、
そうでないものがあると思いますが、自分に足りないところは、強く意識
しながら、身に着けていきたいものだと強く思います。
このエッセンスを体得した人というのは、強くなれるし、人心を掌握したり
勇気付けたり、ポジティブにしたり、微笑ましたりなどすばらしいものを
得ることができると思います。
一通りよんで、各エッセンスの実例もどこにでもあるような日々のもので
あったり、ビジネスに適用できるようなものであったり、大変イメージが
しやすい内容で、七つの習慣とは、また別に気持ちにストレートに働き
かける書きぶりで、理解を深めることを助けてくれます。
目次の主要なエッセンスだけでも常に意識して、内容をあらためて印象づけ
たければ、その章だけ読んでも大丈夫な構成になっていて、身近において
おきたい良書です。
自分でもいつも意識できるように、特に気に入ったエッセンスは書いておこう
と思います。
1 人を動かす三原則
・盗人にも五分の理を認める
・相手に重要感を持たせる
・人の立場に身を置く
2 人に好かれる六原則
・相手が発信したいことに、誠実な関心を寄せる
・笑顔を忘れない
・名前を覚える
・聞き手にまわる
・関心のありかを見抜く
・心からほめる
3 人を説得する十二原則
・議論を避ける(論破しようとすると反感の意を持たれる。)
・誤りを指摘しない
(相手のあやまりを指摘し強く責めると誤りを認めない)
・誤りを認める
・おだやかに話す。(感情的に話すと収まるものもおさまらない。)
・”イエス”と答えられる問題を選ぶ
(事を解決するにあたって、相手が納得できるものから抑えていくと
相手も構えなくて済む。)
・しゃべらせる
(相手は、言いたいことを理解してほしいという欲求がある。)
・思いつかせる。
(自分から押し付けで理解してもらうより、相手に気づいて
もらって理解してもらうと相手も納得できる。)
・人の身になる
・同情を持つ
・美しい心情に呼びかける
(人の善なる部分に働きかけ良心てきな理解、行動を促す。)
・演出を考える
・対抗意識を刺激する
第4章、5章も身になる内容でしたが、とくに上記の3つの章のテーマは
日々の生活でも実践していきたいと思います。