いすみ市は千葉県の南東部、夷隅地域に位置する市です。2005年12月5日、夷隅郡夷隅町・大原町・岬町の合併によって発足。千葉県内で自治体名に平仮名を用いた唯一の自治体です。市の北部は長生郡一宮町、睦沢町、西部は大多喜町、南部は勝浦市、御宿町に隣接。太東岬から南方の海岸部は南房総国定公園に指定され、太平洋に面する大原漁港の沖合には日本最大級の岩礁群があり、それによるイセエビの漁獲量は日本一となっています。
キャッチフレーズは「人と自然の輝く 健康・文化都市 いすみ」
残念ながら独自のデザインマンホールも一般的な下水道用のマンホールも市域にはありません。
2005年12月5日制定の市章は「いすみ市の「イ」をモチーフに、飛躍を意味する羽ばたく鳥をイメージしている。全体に千葉県を表し、円でいすみ市を示しています。また緑色は豊かな自然を、青は海・川を表わしています。」公式HPより
上水道関連では自治体章付きの「制水弁・消火栓」
いすみ市マスコットキャラクター『いすみん』。特産の梨の帽子をかぶり、髪は「波の伊八の波」。頭には「伊勢海老」と「椿」のアクセサリー。手にはいすみ米の稲穂を持っており、いすみ市のPRポイントが満載。体全部でいすみ市の魅力を絶賛PR中です。
庁舎内に飾られていた『いすみん』。思わずマンホールになりませんかと聞きそうになりました。最近ご当地キャラのマンホールが増えてることだし、マンホールになったら絶対に「可愛い」と評判になりますよ。担当者さん、是非ご一考を!
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旧夷隅郡大原町(おおはらまち)は千葉県南東部、太平洋側に位置した町です。勝浦市、夷隅郡夷隅町、御宿町、岬町に隣接。大平用に面した第3種漁港:大原漁港は、外房地域漁業の生産・防災拠点漁港に位置付けられ、またイセエビの水揚げ量は日本一多く、今日における勝浦市を含めた夷隅地域の実質的な中心地として発展してきました。「町の木:ツバキ」「町の花:山百合」を制定。
美しい砂浜で知られる「大原海水浴場」は、7月中旬から8月中旬のシーズンには多くの観光客で賑わいます。
明治22年(1889)、町村制の施行により、夷隅郡大原町、東海村、東村、浪花村、布施村が発足。
1955年、大原町・東海村・東村・浪花村・布施村が合併、夷隅郡大原町が発足。
2005年、夷隅郡夷隅町・岬町と合併、いすみ市となりました。
散々探して唯一見つけることが出来た雨水用のマンホール、この際上等とします😅
昭和48年1月1日制定の町章は「大原の「大」と黒潮踊る海原と町の和を図案化したもので「大」の字先は四方に発展する「力」を意味し躍進大原を簡潔に印象づけて町章化したものです。」合併協議会資料より
上水道関連の「仕切弁・制水弁・排泥弁・消火栓・防火水槽」。空気弁以外は揃いました😅
塩田川の深堀地区にある一路橋の袂に建立された「真実一路の碑」。何で真実一路??と、わざわざこの碑を見る為に回り道。
【海面に夕もやがおりかけて水も空も一ようにネズミ色に染まって行ったが、シオダ川の川かみあたりだけは、入日の反射でぼうっと明るく光っていた】真実一路碑文より。
作家『山本有三』の名作「真実一路」には、大原海岸や塩田川の情景、それに絡む人情の交流が描かれています。それにちなみ、碑を含む一路橋周辺は昭和48年6月15日に夷隅町(現・いすみ市)史跡に指定されました。
撮影日:2019年3月8日